揶揄う ページ30
…
気持ちよく寝てたのに頭に感じる鈍い痛み
ﾄﾞﾝｯ
『ってぇな、ふっか睡眠の邪魔すんなよ』
深｢Aさんとなべは居残りね｣
は？なんで、固まる俺とA
つかAも寝てたのかよ…
あっという間に時間は過ぎて放課後になった
机に伏せていると頭上から聞こえる声
貴｢渡辺、私サボるからよろしく｣
それだけ言って出ていこうとするAの腕を掴んだ
『逃げんなよ、行くぞ』
ぎゃーぎゃー言ってるAを他所に
国語準備室へ入ると無言の時間が流れる
多分帰ろうとしてるAは教室のドアを開けた
目｢っわ、びっくりした…。Aちゃん？｣
目黒だ…。
目黒の顔は嬉しそうで、Aは…
貴｢あーっと、えっと｣
目｢目黒蓮です。いい加減覚えてね？笑｣
なんだ、そんな深い仲じゃないんだ
ってちょっとだけ安心した自分が居た
深｢という事で…これが〜｣
何故か集められて始まった勉強会
こんなのやってられないし、机の下で携帯をいじる
隣では目黒と楽しそうに話すA
その会話にふっかも加わって
俺だけ完全に置いていかれてる感じ…
貴｢あ！！！雑誌の子！！｣
耳の奥まで聞こえてくるAの声
『うるさいなお前…』
貴｢先生、渡辺くんが机の下で携帯いじってます｣
『っは？お前っ！！』
深｢お前な〜｣
Aのおかげで会話に参加出来たような気がした
嫌だった勉強会もなんか楽しく感じて
あっという間に時間は過ぎていった
『つかもう帰っていい？』
深｢もうこんな時間仕方がない今日は終わりで｣
やっと終わった、荷物を片付けて帰ろうとしたけど
Aと話したくて待つことにした
不思議そうに俺を見てくるA
貴｢何してんの、帰んなよ｣
『お前待ってんだよ、』
意味がわからないって顔をするA
どこまでも釣れない女…
深｢俺も一緒に帰る〜｣
普段なら全然おっけいするんだけど…
『ふっかは1人で帰れ、A行くよ』
貴｢え？あ、ちょっと！！｣
右手を掴んで教室を駆け抜けて行った
元々、渡辺さんオチで書く予定だったので
多少長くなる可能性あります！！
また更新します！！
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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
