検索窓
今日:6 hit、昨日:21 hit、合計:310,345 hit

始まりは ページ2

深澤side









始まりは、多分そうもっと前__________









生徒にもモテてる俺にとって
女性に苦労したことは無かった、









優しくすれば落ちていく、深く深く落ちていく
学校でも生徒に告白されたり、教師に告白されたり
授業も面白いと言われ国語の成績は良い生徒も居た









なんの問題もなく過ごしていたはずだった









『えっと、Aさんは…?』







一席だけ空いている机と椅子









リリ「多分サボりです笑 国語嫌いなんで!」


『そ、そうなんだ笑』









今までサボられたこと無かったから自然とどんな子
なのか気になっていた






早めに国語の授業が終わり職員室に戻ろうとしたら
Aさんが欠伸をしながら歩いていた






貴「…」





目が合えば頭を下げられそのまま教室に入る







『…Aさんか』








次の日からAによく絡むようになった
昼休みに彼女を探しにわざわざ教室付近を歩く
なかなか見つからなくて諦めようとした時









貴「何あいつ…やっぱり嫌いだわ」









騒がしい廊下、しっかりと聞き取れた声
初めて聞く彼女の声にも反応し思わず振り返った









『あ!Aさん〜ちょっといい?』









あからさまに嫌な顔になる彼女を何とか誘い込み
お昼ご飯を一緒に食べた









表情をコロコロ変える彼女にこの時から
何処か周りと違う感情を持っていたのかもしれない









『やっぱり戻ってこないか、』









自動販売機に行くと言いそれっきり帰ってこない彼女
1人で国語辞典を抱え教室を出ると足元がふらつく









貴「…っ先生!!」


『おわっ、Aさん!逃げたのかと思った笑』








帰ってきた事が嬉しくて思わず声を上げて喜んだ
何度も頭を下げる彼女に国語辞典を1冊渡すと不思議そうにする






『まぁ、小さい事はいいじゃん』







そう言えば納得してないのか、また少しだけ不思議そうな顔をしたあと小さく微笑んだ







『…っ、』







クールそうに見えて、笑ったりするAに惹かれた

・→←_______



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (436 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2546人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます!更新、完結出来るように頑張ります!! (2021年2月8日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しくキュンキュンして一気読みしました!続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もにぃ | 作成日時:2021年1月4日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。