4*【Another side】 ページ19
【潤side】
清子『そう。どうだった？』
「使用感が更に良くなってましたよ。
やっぱり信頼出来るブランドでした。
ちなみにオレは緑のボトルが一番だったんですけど、あの人は紫って」
清子『そうね、確かに紫の方があの子の好みに近いフレグランスだと思うわ。
ちなみに今日、お土産としてスモールボトルで一通り準備してるんだけど、ピンクと黄色より、緑と紫が二セットずつの方が良いかしら？(笑)』
「あ、その方がきっと喜びます(笑)」
清子『じゃあ連絡しとく』
清子さんがその場でスマホを操作して、二組のお土産のうち、一組の黄色とピンクを紫と緑二セットずつに入れ替えて欲しいと指示を出す。
そのタイミングで前田さんが戻ってきて、清子さんの指示の内容に首を傾げていて。
前田『結城さん、どうかしました？』
清子『ああ・・・きっと、私に気を遣ってくれたんでしょうけど・・・良いわよね？』
お伺いを立ててくれる清子さんにコクリと頷くと、
清子『潤くんの奥さんが私の姪なの。
まさに"きみの香りを纏いたい"って理由でうちの商品を使って、逆にきみに僕の香りを纏わせちゃったっていうね？』
前田『ああ、販売開始当初から一切香りすら浮気せず愛用してくれてるっていう姪っ子さん？
え、カメラマンですよね？』
清子『そう。前田さんの娘さん、すごい人間に白羽の矢を立てたのよ？
キャッチフレーズの経験者だもの(笑)』
「ちょっと、あんま込み入った話はバラさなくていいから(苦笑)」
前田『じゃあ奥さんに撮影依頼すればよかったなー(笑)』
「悔しがってましたよ、実は(笑)」
きみの話題がこんな風に自然に出せるなんて。
そんな日が来るなんて思ってもなかったっていうか。
そんな風に思いながら打ち合わせを終えて、数日後の撮影も無事に終わった。
きみは"仕上がりが楽しみ"って笑った。
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とも(プロフ) - とてもステキな夫婦だな。「持ちつ持たれつ」ってこの2人の事を言うんですね(笑) (2021年9月23日 0時) (
レス) @page40 id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - ちーさん» そんな動揺しないで！(苦笑) 専務の溺愛はフォーエバーだから！(全力) 是非とも読み返して！(人任せｗ) ここの専務、マニアにはウケてたのね(マニア呼ばわりやめろｗ) とにもかくにも、こちらこそありがとうございました！ (2018年11月23日 22時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - sallysally67さん» 見ないふりｗ 毎月読んでくれてたの！？！？(感激！) 紫さん、ごねるのが好きだからショートが少しだけ浮かぶけど、入力する気力出るかなぁ…ｗ とにもかくにもありがとうございました！ (2018年11月23日 21時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - 終わりの予告をされてたのに見ない振りしてました！なのに！終わっちゃったーっと本気で凹んでます。松本さんっ！もっと拗ねて！ゴネて！清ちゃんを溺愛しながら拗ねるとか、その後のショートストーリー、本気でお待ちしております。毎月最初から読破してます。 (2018年11月23日 11時) (レス) id: be938c074a (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 更新あざまーす笑笑 終わっちゃったことに激しく動揺しております。本当に何度も何度も読み返し、勝手に終わりは来ない作品と思っていたので…(涙)素敵なお話しありがとうございました。また、読み返しまーす。 (2018年11月23日 9時) (レス) id: b5c3a27ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2017年12月5日 22時
