4* ページ9
冷たい視線を私に向けて、フッと溜め息をついて頭を切り替えた松本さん。
潤『どうですか？
久々の撮影で疲れたりしてませんか？』
勝呂『ありがとうございます。
それよりも、やっぱり楽しいですよ(笑)』
潤『ご家族が快方に向かわれたからこその今日ですもんね』
勝呂『だね(笑)。
あ、』
潤『僕は今まで通りでお願いしたいですよ？
勝呂さんにもお世話になりましたから(笑)』
そっか・・・私にはわからない今までの繋がりがココにもあるんだ。
「勝呂さん、見せて貰っていいですか？」
勝呂『あ、はい。
どうぞ』
ＰＣのマウスを手渡されて、データをクリックする。
ホントに濃い色づき・・・
何枚もデータを送っていく中でとある一枚に心を奪われる。
挑発的な眼。
全てを支配した男性の
上目遣いのアングルなはずのモデルさんの視線は、松本さんに組み敷かれて見下ろされた時の
松本さんの熱っぽい視線と、その後私に伝わる、ぷっくりした肉厚の唇の感触が蘇る。
潤『社長？』
「え？」
職場で松本さんに抱かれる直前の感覚を思い出すなんて！
潤『見とれちゃいました？(笑)
さすがは帯刀先生も絶賛の勝呂さんですよね』
「あ、そうですね(笑)」
再度視線を向けた先には、松本さんとは似ても似つかない顔立ちで、尚且つ黒髪の松本さんとは違う茶髪の男性モデル。
さっきの、何だったんだろう。
何でこの[写真]に松本さんのオスの
眉間に皺を寄せてしまっていたようで、
『どうぞ？』
勝呂さんのアシスタントの藤村さんが私にリ○ルゴールドの入った紙コップを差し出す。
「何で？」
藤村『えっ？』
「リ○ルゴールド・・・」
藤村『ああ・・・社長は仕事中にはコレを好んで飲まれると聞いてましたから・・・』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 低い位置の帯ってなんかあれよね、足が短く見えそうなもんだけどものごっつ色っぽいのよねー☆ 胸元わかんないよー？あのこガード堅いからｗｗｗｗ (2017年4月27日 0時) (
レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - 私のだから〜(・∀・)♪ひゃ〜最高 いいでしょ！私の旦那様〜最高だな嫁ポジ 胸元とかちょっと低い帯の位置とか･･･チラチラ見ちゃいながら･･･(″ﾉдﾉ）楽しいね〜浴衣deデート (2017年4月26日 21時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» うふ、ありがとうオリゴ糖←(何へのお礼？) ニヤニヤしちゃうよね、専務ってばｗ (2017年4月6日 0時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - |ω・*)お誕生日おめでとう｡・:＋°久々だからニヤニヤが止まらない｡・:＋° (2017年4月5日 8時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 我慢できないのに重い枷をつけて自分で苦しむんだから、案外ドMよねｗｗ 燃え尽きて灰にならないでね！ってなってるｗｗ 奈穂ちゃんいつもありがとう(はーと) (2017年2月6日 20時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2016年10月14日 15時
