6*【Another side】〈11/14〉 ページ11
【潤side】
鶴田『Masaさん。
先にお伝えしておくと、うちの神崎は人に興味が無いので、次回お会いした時にも恐らく"初めまして"と申し上げるかと思いますが、悪気は無いのでどうかご容赦下さい(苦笑)』
ホンット。
デキる秘書だよね。
ホンット、社長LOVEだよね(笑)←自分を棚に上げる
おや、と眉を顰めたMasaさんは、Aちゃんの手を取り、左手の薬指に唇を近付ける。
我に返ったきみは、寸手のところで咄嗟に手を引っ込めて微かに怯えてて。
Ｍ『これくらいしたら爪跡は残せますか？(笑)』
まさかその、あんたの云うところの[独占欲]を刻んだ相手が目の前に居るとも知らず、意味深に、でも完璧なまでに綺麗に微笑む目の前のイケメン。
勝呂さんが慌てた様子で
勝呂『あ、Masaさん、衣装チェンジお願いします』
そう言ってMasaさんを遠ざける。
.
勝呂『さすがにあんなことされたら覚えてますよね？(苦笑)』
オレの感情に触れないようにぽつりと零す。
鶴田『[覚えていない]に、ジュース五日分』
真顔で呟くノンちゃん。
「オレ、十日分(苦笑)」
勝呂『えっ！？』
A『ちょっと！二人ともひどい！』
またほっぺたを膨らませるきみは、
A『せめて三日分でしょう？
十日分はひどいです。そこまで自信たっぷりに断言されるとさすがに・・・』
勝呂『え、そっち？(笑)』
「そういう人なんですよ(苦笑)。
僕はあの頃、人間として認識されてなかったですしね(苦笑)」
A『まだ根に持ってるんですか？』
オレとノンちゃんの意図を察した勝呂さんは、
勝呂『じゃあオレは二週間、飲み物に困らない事を祈っとく(笑)』
社長の顔を立てる形で、この勝負にならない[賭け]を締めくくって、撮影を再開したタイミングで会社に戻り、今後のスケジュール調整や確認、打ち合わせを行ってノンちゃんを見送った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 低い位置の帯ってなんかあれよね、足が短く見えそうなもんだけどものごっつ色っぽいのよねー☆ 胸元わかんないよー？あのこガード堅いからｗｗｗｗ (2017年4月27日 0時) (
レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - 私のだから〜(・∀・)♪ひゃ〜最高 いいでしょ！私の旦那様〜最高だな嫁ポジ 胸元とかちょっと低い帯の位置とか･･･チラチラ見ちゃいながら･･･(″ﾉдﾉ）楽しいね〜浴衣deデート (2017年4月26日 21時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» うふ、ありがとうオリゴ糖←(何へのお礼？) ニヤニヤしちゃうよね、専務ってばｗ (2017年4月6日 0時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - |ω・*)お誕生日おめでとう｡・:＋°久々だからニヤニヤが止まらない｡・:＋° (2017年4月5日 8時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 我慢できないのに重い枷をつけて自分で苦しむんだから、案外ドMよねｗｗ 燃え尽きて灰にならないでね！ってなってるｗｗ 奈穂ちゃんいつもありがとう(はーと) (2017年2月6日 20時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2016年10月14日 15時
