xx side ページ7
目黒side
今日の会食の話はすごく気になってた
だから、出かける前に
目「影。」
影「はい！」
目「俺今日残業しないからさ
もしも会食で潰されそうになったら
俺に連絡して？
会話できなくても、着信残しといてくれれば
とりあえず車ですぐ行けるようにしとくからさ。
だから、どこの店でやるか教えて。」
影は“まじで心強いっす“って言ってたっけ
この時ほんと、店聞いといてよかったなって思う
日をそろそろ跨ごうとした時
影から着信がきた
影「目黒くん、遅くにすみません、影山です。
俺が潰されるというか、Aさんがヤバそうで…
俺だけで大丈夫かな？って少し不安なんです。」
目「わかった、俺今からいくわ。
いつ頃終わりそう？」
影「ありがとうございます！
もう、会計になるところなんで
割とすぐお開きになるかなってとこです。」
鍵をとって、車を走らせる
駐車して
店まで歩いて行くと
店の前で、タクシーに連れ込まれてそうな女性がいた
あー女の人って大変だなって思ってたら
慌ててる影山
え？もしかしてAさん？
ヤバい！！
気づいた時には咄嗟に駆け寄ってた
完全にタクシーに乗せられる前に
引きずり降ろした
彼女を俺の後ろに置き
俺が、盾になる
タクシーの運転手に早くドアを締めてもらうよう伝え
そのままタクシーは出発した
目「よかった、間に合って…」
『ありがとう… 目黒くん。」
座り込んでしまったAさんを立ち上がらせたけど
彼女はフラフラで
なんなら少し震えてた
俺は思わず抱きしめて、背中をさする
目「もう大丈夫ですよ。
安心してください。
俺と一緒に帰りましょ。」
Aさんは少しだけ俺の服をギュッて握ってきた
助けられてよかった
影「目黒くん、すみません！来てもらっちゃって…
まさか、こんなことになるなんて思ってなくて…
どーしたらいいのか分からなかった所に
ジャストタイミングで目黒くん来るから！
まじで心強かったっす、ありがとうございます」
目「影の判断が早かったから間に合ったんだよ。
ありがとな。
俺、Aさん連れて帰るけど、お前一人で帰れる？」
一旦、影にAさん託して
俺は車を取りに行った
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小檜山小百合(プロフ) - 今日もドキドキしました。ひーくんにいじわるされる主人公ちゃん羨ましい(笑)続き楽しみです (2022年6月12日 2時) (
レス) @page18 id: 360d6aeeae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年5月28日 22時
