キミと恋したい

朝礼 ページ3

だいたいみんな出勤してきた


のに


未だに出勤してこない同期



「あざーっす」

と若干舌ったらずで適当な挨拶と

「まいちゃんおはよ！昨日はありがとね！」

と後輩ちゃんときっと飲みにでも行ったのであろう優男の声


やっときた同期の渡辺と深澤


『なべふかおはよー。今日も一緒に出勤てどんだけ仲良いわけ？いよいよ一緒に住んでんのかと疑うわ(笑)」

渡「いや、まじでやめろ。ふっかと一緒に住むわけねーじゃん。たまたまエレベーター待ちで一緒になるだけだから！まじでない！」

深「おい翔太、言い過ぎだけど、それはこっちもお断りだかんね？」


『はいはい、わかったから変な事を言った私が悪かったよ。朝礼始まるかんね、はい黙ってー。」


仲良いんだか悪いんだかな2人を宥める








朝礼も大して内容ないから挨拶くらいなもんだけど

それを聴きながら奥の部署を見るのが私の日課で…








え！今日いた！！

しかも今日ちょっと前髪下りてるんですけど！！

え！え！何事！

かっこよさに可愛さプラスなんですけど！！！





課長「Aさん何か話しある？」



私は課長の先にいる人物に集中しすぎていただけなのに

課長は私が何か言いたいのかと勘違いしたらしい


『いや、特に何もないです！今日も一日頑張りましょ(ニコッ)』


と訳の分からない挨拶をして朝礼は終わった


恥ずかし…//////




渡「お前絶対照の事みてただろ。マジウケんだけど。」

と茶化してくる隣の人

『だって！！今日前髪あったんだよ？！！いつもはビシッてしてるのに！！前髪だよ？！破壊力半端なかったんだけど！つらいつらい！！』

声をあまり出さないように頭を抱えながらブツブツつぶやく私に

あっそとしか言わない渡辺



向「Aさん！ちょっとここなんですけど…て、え？！頭抱えてどーしたんですか？頭痛いんですか？大丈夫ですか？」


と、まさかの勘違いをされる私



隣で爆笑しだした渡辺



『え？ごめんごめん大丈夫！なんでもないの！何？』



あーお腹いてーとか言ってる人はしばらく無視しといた

愛すべき同期達→←朝のコーヒー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す