第１２話 青龍寮の首席 ページ17
貴方SIDE
貴「体育って何するの？」
側にいた宵一に何気なく聞いてみる。
ちなみにさっきから名前呼びなのは、宵一が名字で呼ばれるのが好きじゃないからだ。
一番はどっちでも良かったらしく、私は統一するために、一番、香宮夜、宵一だけは名前で呼んでいる。
西野空「んーとねぇ……今日まで豪炎寺さんがいないからぁ…多分青龍寮の２年と実戦かも〜」
貴「実戦か……。すごいね…」
西野空「そぉ？でも実戦の時は離れてた方がいいよぉ？」
貴「へ？」
宵一はニヒヒと笑い、声をひそめて言った。
西野空「僕ら白虎寮と青龍寮は仲が悪いんだぁ。
喜多はそんなに嫌ってないみたいだけど、あっちの首席はちょっと感じが悪いっていうかー……たまーにケンカとか起きるんだよねぇ」
貴「そ、そうなんだ…」
西野空「同じ吸血鬼なんだからもっと愛想良くしてくれたっていいのに……」
？「悪かったな、愛想が悪くて」
「「！？」」
声がした方を二人で振り返る。そこにいたのは、茶髪でウェーブのかかった男の子だった。
？「今日は転校生が来ると聞いていたから待っていたんだが、まさか白虎寮にいたとはな…」
貴「え…あ…すいませ……」
？「それだけ馴れ合っているのなら青龍寮には必要ない。白虎寮と関わっている奴が来るなど…」
貴「……」
私は黙って聞いていた。
ひどい事言ってるようだけど…本当は…
ガシッ！
貴「！！」
西野空「……」
貴「よ…宵一…？」
西野空「…さっきから聞いてれば……女の子にひどい事ばっかり言いやがって…」
？「……」
――――怒りに満ちた目を向ける宵一。サングラス越しに見えるその色は、綺麗な深い青から血のような赤色に変わっていた。
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マロン - 額をおさえて泣いてる喜多が想像できてめっちゃおもろいですwwwwwww (2015年2月22日 13時) (
レス) id: c7050930e8 (このIDを非表示/違反報告)
ドロップ(プロフ) - 闇風玲花さん» はじめまして。コメントありがとうございます＾＾これからもよろしくお願いします。 (2015年2月19日 17時) (携帯から) (レス) id: dcaf0633b0 (このIDを非表示/違反報告)
ドロップ(プロフ) - マロンさん» 白虎寮ですからねー…。まともな人がいてくれる事を願います (2015年2月18日 23時) (携帯から) (レス) id: dcaf0633b0 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - こんちわっ！！いやー寮に入ってからどんな話になるのかすごく楽しみです (2015年2月18日 23時) (レス) id: c7050930e8 (このIDを非表示/違反報告)
ドロップ(プロフ) - はじめまして！コメントありがとうございます！楽しみにしてくださって嬉しいです！少々不安な所もありますが、これからもよろしくお願いします＾＾ (2015年2月18日 21時) (携帯から) (レス) id: dcaf0633b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年2月10日 19時
