195*魔術の効力 ページ35
そう思って松本さんの両頬に指を添えると、
潤『ん？
触れるだけじゃ物足りない？』
妖艶な笑みを浮かべる。
潤『もっと激しいのがいい？(笑)
そんな顔してるんだけどね、』
か、顔に出てる？
潤『ただ、[言葉にする事の大切さ]をね？昨日学んだのに、話してくれないからさぁ・・・
何考えてるのかわかんない。
聞かせて？
欲しそうにはしてくれてるんだけど、何か困った顔してるから』
松本さんこそ、よっぽど困った顔をしてて。
ああ、私が何を望んでるかを言葉にしないから、次の手が打てないって事なのかな？
「松本さん・・・私、ちょっと変かも」
潤『え？・・・何が？(苦笑)』
怖いのに抱かれたいって。
戸惑うのに松本さんが欲しいって。
そんな風に思ったコトなんて今まで一度も無かったのに・・・
なのに私から欲しがるって・・・私、変？
女から欲しがるのってみっともなくない？
潤『ゆっくりでいいよ？
整頓して話そうとしなくてもいいから、浮かんだ言葉を話して？』
スルリと撫でられる頬ですら気持ち良くなっちゃうって・・・
もうヤダ。
引かれない？怖いのに抱かれたいって。
「怖いけど、松本さんがいちいち妖艶だから・・・」
潤『妖艶って(笑)。
何？魔術か妖術でも使ってるとか思われてんの？(苦笑)』
「[魔術]・・・当たってるかも。
じゃあ、私、変じゃないのかも」
潤『で？
肝心な結論が出てこないから反応出来ない(苦笑)』
「あっ、えっと・・・怖いなって思うんです。
でも、松本さんが[魔術]なんて使うから怖くはなくて・・・
えっと、キスされると気持ち良くて・・・」
抱いて欲しくなるなんて、やっぱり言えない！
恥ずかし過ぎて火が出ちゃう！
潤『ねぇ、Aちゃん・・・
いっこ聞いていい？』
コクリと頷くと、松本さんが口を開いた。
《195*魔術の効力》
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ことぶき(プロフ) - さいかちゃん、お疲れ様です(^_^)春はいろいろ忙しい、ちょっぴり環境もリニューアル的なwwまずは目の前のやるべき事から片しませう(^-^)ぼちぼち気長に更新お待ちしておりますm(_ _)m (2015年4月10日 11時) (
レス) id: 88a39aefc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2015年3月24日 0時
