885*仕方ない【Another side】 ページ5
【ヒトミside】
潤くんがチャペル内に入ってきて、祭壇の前までヒョコヒョコ、片足を引きずりながら歩いてきて。
皆がその様子に少しざわつく。
こちらを向いて頭を直角に下げて、脇のドアから姿を消す。
数分後に姿を現した潤くんは白から光沢のあるグレーのタキシードに着替えてて。
それが、各々の手元にある[サプライズ]の中身なんだと悟る。
.
おじさんと姿を現したAは、一瞬固まって、それから一言二言、言葉を交わして潤くんの元に歩み寄って。
きっと、潤くんのその出で立ちに揺さぶられてるんだろう。
腕を組むも、そっと潤くんの腰に手を添えて、足を痛めているであろう潤くんの歩みを支える姿。
何度も見つめ合って二人で頬を緩めて歩みを進める。
『いいなぁ・・・』
旦那さんの仕事の都合で、入籍のみ済ませて、挙式が延期になってる絢音がポツリと呟く。
「いいね・・・
式の始まりから、二人で支え合ってるのが伝わってくるね・・・」
少しだけバツが悪そうにしてた潤くんは、何かをAに言われて、目を輝かせて真っ直ぐに前を向いた。
指輪の交換も、潤くんがAを愛おしそうに眺めて、指先や指輪にキスを落としてて。
舞『サマになりすぎてて・・・映画観てるみたい・・・』
あまりにも綺麗なやりとりに、結婚願望云々以前に、うっとりして見とれてしまう。
何もかもが美しさを
誓いのキスも同じで。
音もなく触れて、それからAの顔がこちらに見えるように向きを変えて重ねられる唇に、恥ずかしさよりも溜め息しか出て来ない。
そんな時に
『いつまでくっついてんだよ、このタコ！』
『潤くん、なぁがい！』
新郎側の席から飛ばされる野次(笑)。
潤『奥さん好き過ぎるんだから仕方ねぇじゃん』
・・・潤くん(苦笑)。
《885*仕方ない【Another side】》
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とも(プロフ) - こんばんは。とってもステキな終わり方で胸熱です。お互いに辛い過去？を乗り越えて運命の人に巡り会えた。「初めてのモデル」には感動すら覚えました。夢中で読み込みました。ステキなお話をありがとうございました。 (2021年9月17日 19時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - ありがとうオリゴ糖♪飴ちゃん開けたくなってる← こんなにコメントしたお話はありませんってくらい愛しています(真顔)愛しい紫旦那様をありがとう ヤバいな私(・∀・)そうね渡鬼にはこんなイケてる旦那様はいなかったwww 新婚旅行を楽しみに明日からも潤を愛でていくわ (2016年10月4日 14時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 終わってしまったよｗ でも許して？なんか、リアル誕プレになったみたいだしｗ たたね、ひとつ言うと、Noriuは渡鬼じゃないっすｗｗｗｗ 紫旦那さまに愛されて素敵な1年を過ごせますように☆ (2016年10月4日 9時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
奈穂(プロフ) - 初夜の旦那様からのオネダリが仕事中に浮かび･･･(￣∀￣)怪しい販売員になってた１日 指輪だけじゃなく全て一つになりたい旦那様 幸せ度アップしてるのに〜ラストが近いなんて( ´｡pωq｡)永久に終わらないと思ってた← (2016年9月30日 20時) (レス) id: 9a0f7c39bf (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - 奈穂さん» 幸せで何よりｗｗｗｗｗｗｗｗ(それに尽きるｗｗ) (2016年9月30日 9時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2016年9月26日 0時
