ほくとくん、(せんせ、北斗) ページ20
蘭々様大変お待たせ致しました！
名前でよんでほしい北斗先生のお話です。北斗先生視点。
******
名前で呼んでほしい。
そんなお願いをしてから、
君は俺の名前を呼ぶときどこかぎこちなくなってしまった。
『あ、あああの、ほっ…くと、
……せんせ、』
北「おい、最後小声で先生って言ったの聞こえたぞ。」
どこか、どころじゃなかったね。
今のところすごくぎこちない。
そのうち慣れてくれるかな、ってとりあえずは静観してたんだけど…
呼び慣れた反射で君が俺を先生と呼ぶことは多い。
例えばとっさのとき。
『わっ、わー！！先生お鍋吹きこぼれてるよー！！』
北「え？うわっ！あっちぃ！！」
君が急いでいるとき。
『まずい遅れちゃう！先生、行ってきます！ちゅーして！』
北「いってきますのちゅーは慌ててするもんじゃねぇんだけど！？」
そのー…。
まぁ、えっと…夜、とか…君にそんな余裕がないときとかもね。
『、せんせぇ…』
北「っ、やべ…」
そりゃあ、お前はもう俺の生徒じゃない！とはならないし、
高校時代の思い出だっていつまでも大切にしていてほしいけどさ。
北「そろそろ恋人に昇格させてよ。」
『なっ、恋人だよ！先生は私の大事な恋人だよ！』
北「ほらまた。」
『あっ…』
ごめんね、って眉毛で八の字を作って、
なにやらうんうん困っている。
『呼び捨てはハードルが高い。』
北「…ほう。」
『なので北斗くんと呼ぼうかな。』
北「何それ萌える。」
『も…っ！？』
年下の彼女から君付けて呼ばれるのってなんか良くない？
ただでさえ可愛いのに、これは3割も4割も増して可愛い。
『北斗くん…？』
たまんなくてほっぺたや頭を撫で回す俺に、
どうしちゃったの？って困惑して
舌っ足らずな慣れない口調で俺を呼んだ。
北「もう一回呼んで。」
『ほ、北斗くん…。』
北「もっかい。」
『北斗くん…！』
北「おかわり。」
『ねぇもう！照れるから！！』
ちょっとしつこくし過ぎちゃった。
恥ずかしがってへそを曲げてしまった君はそっぽを向いて、
そんなにせがまなくても
これからずっと聞くようになるのに…。
なんて破壊力抜群の一言をこぼしてる。
北「何度でも呼んでね。」
『わかった、聞き飽きたら言ってね。』
北「飽きるかよ。」
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心愛 - 更新ありがとうございます。きみがいいとせんせ、両方ともStayHome中のお話をぁのお願いします (2020年7月27日 23時) (
レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 久しぶりに来たら更新されていて嬉しかったです。しかもリクエストありがとうございます。また更新、お待ちしてます。綾鷹さんのペースで大丈夫です (2020年6月14日 5時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» いつも読んで下さってありがとうございます！めちゃめちゃ遅い更新で申し訳ないのですがかしこまりました！どうぞお待ちくださいませ(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - pon，さん» 今更のお返事で申し訳ありません！！かしこまりました！めちゃめちゃ遅い更新なのですがきっと書きますので少々お待ちくださいませ！(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» 毎度毎度とんでもなく遅い更新にも関わらず読んで下さってありがとうございます(;_;)リクエスト頂いている甘えん坊先生がそっち系の予定なのですが、そちらでいかがでしょうか？？ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年6月16日 10時
