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二人の視線から逃げるみたいに酒を煽り続ける俺に、
その辺でやめとけよなんて声がしたけど、
今のはどっちが言ったんだろう。
あれ…、俺酒はだいぶ強いはずなんだけど…。
樹「もういっそ抱いちゃおっかなぁ…。」
高「ばか、クビじゃ済まねぇぞ。」
北「思ってもないこと言ってんじゃねぇよ。」
悪酔いするなんて珍しいなんて苦笑いする二人に精一杯強がったところで、
店を出る頃には肩を借りないとならないくらい足元覚束なくなっちゃったんだけどね。
北「俺は…」
駅までのろのろ歩く道すがら、北斗がボソッと呟いた。
北「あのとき二人が止めてくれたこと、本当に感謝してる。
踏み外さなくてよかったって。
だけどさ…
俺は今、あいつといられるのを心から幸せだと思うよ。
100人中100人に祝ってもらえる関係じゃなかったとしてもね。」
やっと見られた北斗の目はあまりにも優しくて。
こんな北斗の顔、一緒に働いてたときは見たことなかったのに。
きっとAちゃんといることがそうさせてるんだと思う。
間違いをおかさずに、
だけどもう一度二人で手取ることができたから。
北「お前もその子も本気なら、今じゃないよ。本当はわかってるよな？」
北斗の言う通り、本当は手を出すつもりなんかねぇよ。
ちょっと吐き出したかったんだ。
もう抱えきれなかったから。
不安そうに反対側で俺のこと見てる高地に
何変な顔してんのって軽口を叩けば、
お前ふざけんなよ！っていつも通りのリアクションが返ってくる。
もう大丈夫。
俺は、学校の先生だから。
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心愛 - 更新ありがとうございます。きみがいいとせんせ、両方ともStayHome中のお話をぁのお願いします (2020年7月27日 23時) (
レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 久しぶりに来たら更新されていて嬉しかったです。しかもリクエストありがとうございます。また更新、お待ちしてます。綾鷹さんのペースで大丈夫です (2020年6月14日 5時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» いつも読んで下さってありがとうございます！めちゃめちゃ遅い更新で申し訳ないのですがかしこまりました！どうぞお待ちくださいませ(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - pon，さん» 今更のお返事で申し訳ありません！！かしこまりました！めちゃめちゃ遅い更新なのですがきっと書きますので少々お待ちくださいませ！(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» 毎度毎度とんでもなく遅い更新にも関わらず読んで下さってありがとうございます(;_;)リクエスト頂いている甘えん坊先生がそっち系の予定なのですが、そちらでいかがでしょうか？？ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年6月16日 10時
