これはプロポーズですか？(きみがいい樹) ページ36
心愛様大変大変お待たせ致しました！
きみがいい樹くんのプロポーズのお話です。
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今日は私と樹が付き合い始めた記念日だったりする。
あれからもう何度目かのこの日を迎えてて。
学生の頃は記念日のたびに遠くへお出かけしたりしてたけど、
大人になった今ではお家でのんびりして
ちょっと贅沢な夕飯を二人で作ってみたり。
今日もそんな感じで過ごしてた一日の終わり、
食器を洗う私の横から樹は次々拭いて棚に仕舞ってくれてるんだけど、
樹「お前袖濡れそうじゃん。」
『さっきまではお利口にしててくれたんだけどなぁ。
って、樹？！』
雑に捲った袖が洗い物の最中に落っこちてきてしまって。
それに気付いた樹が後ろから抱き締めるみたいな体勢で捲り直してくれた。
樹「はい、完璧。」
『…これあれだ、女の子がきゅんとするってうわさのやつ。』
樹「きゅんとした？」
『…ちょっと。』
樹「嘘つけ。すげードキドキいってんじゃん。」
心臓の音はごまかせなくって。
後ろからぎゅっと抱き締められて、
クールぶった私の照れ隠しはバレバレ。
そしたらこの体勢のまま、樹は何かぼそぼそとしゃべり始めた。
『え？なに、樹なんて言ったの？』
樹「俺と結婚して…。」
『…へ！？
ちょ、そっち向かせてよ！』
結婚って言った…？
後ろを向こうにも腕の中に閉じ込められてて振り返れないし、
樹は私の肩に顔を埋めてるから首すらも動かない。
いつもより弱々しくこぼれた声はやっぱり聞き間違いだったのかもしれない。
『ねぇ樹。今なんて言ったの？』
樹「プロポーズ二回も聞き返す？ふつう…。」
やっぱり聞き間違いじゃなかった。
樹「料理も洗い物も一緒にするし、毎日添い寝してあげる。
ね、俺と結婚するといいこといっぱいあるよ？
だから俺と結婚して。」
『そんな命乞いみたいなプロポーズする？ふつう。』
終始自信のなさそうな弱々しい声についくすっときてしまう。
こんな樹そうそう見られるものじゃないから少し勿体つけていると、
なぁ返事は…？なんて抱き付いた腕でくすぐってくるんだから、
返事なんて聞く前からわかってるんだろうに。
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心愛 - 更新ありがとうございます。きみがいいとせんせ、両方ともStayHome中のお話をぁのお願いします (2020年7月27日 23時) (
レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 久しぶりに来たら更新されていて嬉しかったです。しかもリクエストありがとうございます。また更新、お待ちしてます。綾鷹さんのペースで大丈夫です (2020年6月14日 5時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» いつも読んで下さってありがとうございます！めちゃめちゃ遅い更新で申し訳ないのですがかしこまりました！どうぞお待ちくださいませ(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - pon，さん» 今更のお返事で申し訳ありません！！かしこまりました！めちゃめちゃ遅い更新なのですがきっと書きますので少々お待ちくださいませ！(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» 毎度毎度とんでもなく遅い更新にも関わらず読んで下さってありがとうございます(;_;)リクエスト頂いている甘えん坊先生がそっち系の予定なのですが、そちらでいかがでしょうか？？ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年6月16日 10時
