僕が選んだ君2

97.JK ページ48

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目をまん丸にして驚くヌナ。



JK「ヌナにだから話してるの。
ファンはね、もちろん大好きだし、
ファンのことを愛してるのも本当」



僕がヌナに話してあげたいのは
僕の実体験で本音。




JK「たくさんのファンが応援してくれるおかげで
こうやって色んな活動ができて、
大好きな兄さんたちと楽しい毎日が過ごせて、
本当に感謝してるんだ。心から。」



JK「もちろんファンの中には
実際に僕たちに恋してる人達もいるって知ってるよ。
けど、それに全て応えるなんて無理なんだ。
だからより良い音楽、良いパフォーマンスを
見せることで僕たちはその愛に応えてるつもり」



真剣な顔をして僕の話を聞く。



JK「でもね、僕たちだって常に
アイドルな訳じゃない。
ステージを降りれば、家へ帰れば、
1人の人間、1人の男として生活してる」


JK「その1人の人間としての僕らに
支えてくれる存在がいたらダメかな？
楽しいことばっかりじゃない、
辛いことだって逃げ出したくなることだってある。
そんな僕らが頼る存在を作ったらダメかな？」


「っそんな、ダメじゃない、」


そんな泣きそうになって言わなくても。笑

表の僕らはそんな姿見せないから
ファンはそんな僕たち知らないもんね。



JK「ふふ、ありがとう。
僕の言いたいことわかる？
ジミニヒョンにとってそんな存在に
ヌナがなってくれたらいいなって
僕は思ってるよ」


JK「ちゃんとファンに見えないように
努力はしないといけないけどね。
好き同士なら一緒にいるべきだと思うし、
ジミニヒョンが努力すれば大丈夫」


僕ができたんだから
努力のヒョンができないはずない。



JK「僕は彼女と一緒にいることで
パフォーマンス面でも人間としても
すごく成長できた。
兄さんたちからもよく言われるんだ。
幸せだとね、なんでも頑張れるよ。
ファンのこともより大切にしてあげられる。
悪い想像ばっかりしないで？」


僕の経験からくるものだから
少しは説得力あるでしょ？


少しはヌナの胸に届いたかな？



JM「ジョングガー…」


そろそろヒョンが限界らしい。



JK「ヌナ、もしジミニヒョンと付き合ったら
僕の彼女とも仲良くしてやってね？ははっ」



ジミンちゃんに今度彼女できたら
仲良くなるんだー！

って、張り切ってたからね。笑



早くそんな未来が来ればいいな。

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