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JM「お札…」
「なんだって？」
JM「このマネキンの中から
お札を持ってるマネキンを見つけろって」
「…………」
え、これどうする？
Aこのマネキンの中入っていける？
でも隅っこで待ってても怖いだろうし
結局Aの腰に手まわしたまま
できる限り手のばしてマネキンをひっくり返す。
JM「うわわわ！」
「っ、」
何体も何体も…気持ち悪っ、
JM「あ、あった！あった！」
「で、でよう…！」
扉に向かおうと顔を上げると
教室の後ろの方から貞子が4体
JM「うわぁぁぁぁあああ！！」
「きゃぁぁぁああ！！」
やばいやばいやばいやばい
急いでAを引っ張って扉までダッシュ！
でも焦りからドアを開けるのに手こずる僕
「ちょっ、ジミナ、早くっ！」
JM「ご、ごめん！！」
ー バタン
JM「……はぁっ」
「っは、……」
なんとか貞子が来る前に教室を出れた。
Aは唖然…て顔で床を見ながら固まってる。
多分僕もそんな顔だろうな。
「…う、うぅ、怖かっ、た泣」
JM「あぁ…泣かないで〜
怖かったね…僕もめっちゃ怖かった」
どさくさに紛れて泣いてるAを抱きしめれば
ぎゅーっと僕の服を掴んでて
もう、愛おしいでしかない。
だめだパクジミンにやけるな
撮影だ、そうこれは撮影だ、表情管理！
JM「多分そろそろ終わりのはずだよ。
あとちょっと頑張ろ？」
僕の胸に顔を埋めてコクコクと頷くAは
もう限界だろうに頑張るらしい。
あとちょっとだ…
JM「じゃあ開けるよ？」
ー ガラっ
教室の中にはソファと三脚のカメラ
そして教室の後ろに掃除用具のロッカー
広い教室にたったそれだけしかない
不気味な殺風景さ
これ絶対写真撮れ、でしょ…
黒板にあるカードには
やっぱりそう書いてあって
JM「よし…さっと撮って
みんなのとこまでダッシュで帰ろう」
カメラのセルフタイマーをセットして
並んでソファに座る
(もちろん僕の手はAの手と腰に)
10秒タイマーだから
5…
4…
3…
2…
ー キィ
へ？……キィ？
音のした方を向くとロッカーから貞子
JM「うわぁぁぁあああ！！」
カシャっ
「わぁあ！何！何！」
JM「貞子貞子！！逃げろ！」
「きゃぁぁぁああ！！」
キィ…って音がAは聞こえてなかったらしく
僕の言葉で貞子を発見して絶叫
え、待って？
僕が絶叫してる時カシャって鳴らなかった？
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みー - このお話大好きなので、更新されて嬉しいです(^^)続きも楽しみにしてます！！ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: ddf314a032 (このIDを非表示/違反報告)
seawindyoongi(プロフ) - 続きが気になります。 2人の恋が実って欲しいで。 (2019年10月25日 13時) (レス) id: 036b7a305c (このIDを非表示/違反報告)
az★ - グクペンですがジミンペンになりそうなくらいこのお話のジミンちゃん可愛すぎますーー(^ ^)笑 更新楽しみにしています！ (2019年10月21日 16時) (レス) id: 4b0096ca12 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 続きがめちゃくちゃ気になる…このお話大好きです！！2人の恋が実ってほしな〜更新楽しみにつてます！！ (2019年10月21日 13時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 初めまして！大好きです！ジミンちゃんと私の恋うまくいけーと思いながら見てます！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2019年10月21日 13時) (レス) id: 6b5361ae0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツバキ
| 作成日時：2019年9月4日 7時
