僕が選んだ君2

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JN「そんな顔するなジミナ。
もうヒョンは反対してないよ」

JK「僕もです」



相当情けない顔してたんだろうな…

ヒョンたちの言葉がすぐには理解できなかった。



JN「そりゃ最初はね…？
この企画の相手なんてただでさえ…さ、
そんな辛い道をわざわざ選ばなくても…って
思ってたけど、こうやって過ごしてみて
お前が本当に想ってるんだなって知ったから。
ヒョンは何も言わないよ」


JM「ヒョン…」


JK「最初はトチ狂ったのかと思いましたけど。
でもこうやって見てるとなんだかお似合いです」


JM「ジョングガ…」



僕の想いを理解してくれるのは
親友、テヒョンだけだと思ってた。

だからあれ以来みんなの前で
Aのことを話すこともなかった。
話すのはテヒョンにだけ。

それでいいと思ってた。


…でも、今こうやって2人が受け入れてくれて
泣きたい程嬉しいなんて


やっぱり、理解してくれることを望む僕が
心の中にいたんだと思う。



JM「ありがとう、ヒョン…ジョングガ…」


JN「まぁでもくれぐれも慎重に！だな！」

JK「カメラの前ではデレデレ抑えてくださいね」


酷いですよその顔、

なんて思いっきりディスられるけど
……全然いい！2人とも大好き！愛してる！


って抱きつこうとしたけど
思いっきり拒否られた悲しい。



ヌナたちは僕たちのやり取りを
わかる単語をかいつまんで
なんとな〜くは理解したらしい。



かな『まさかこの企画で
本当に好きになるなんてあるんだね〜』

ゆき『ファンに希望を与えるね』



そこからは
いつから好きなの？きっかけは？
事情聴取されてるかのような
尋問タイムが始まった。



さき『Aのどこが好きなの？』

JM『どこ？…ん〜、』


どこって言われたら…


顔も、スタイルも、雰囲気も、

温かい笑顔も、子供っぽい笑顔も、

大人しいかと思えばノリがいいとこも、

ちっちゃくて柔らかい手も、

小さくてすっぽり抱きしめられるサイズ感も、

言い出したらキリがない。

全部好き、Aっていう存在が好き。


長いこと黙る僕に視線が刺さる。




JK『まさかぜんぶとかいわないですよね？』

JM『………』

JN『あたりだ！』

JK『うーわっ…うざ』

ゆき『全部だって！やば！』

かな『顔に大好きって書いてある！』

さき『やだA寝てるなんてもったいない！』


ジニヒョンに至ってはヒュー！ヒュー！
なんて言い出して恥ずかしさで頭抱える。


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