今世は前世より…… (ページ11)

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～出会い壱～ページ11

8年後……

柱はかなり多くなった。
九人だったのが

炎関係

杏寿郎
蜜璃

水関係

A
錆兎
義勇
小芭内
カナエ
しのぶ

風関係

実弥
無一郎

岩関係

行冥

雷関係

天元

の十二人となった。

今日はこの十二人とそしてお館様、竈門炭治郎君と言う子と柱合会議だ。

でも、最初は裁判を行うらしい。
竈門君が何故鬼を連れているのかについて。

私は、すぐに斬首したい。
竈門君には何もせずに鬼のみに。

お館様のお屋敷に着いた時、

「裁判の必要等ないだろう！！」

と煉獄さんの声がした。
いつも以上に大きくなった？と思っているが、急いでいなかければと思っている方が強かった。

庭へ行き

『遅れてすいません！！』

と言い端に行った。

竈門君は必死に訴えようとしている。
だが、それは間違っていると思う。鬼は人を喰らうんだ。と言うかまず、人を傷つけてしまえば元も子も無い。

竈門君は何を考えているんだろう。

そう思っていると、

「そうね～…その鬼って人を襲わないのよね？
なら、その子とは仲良くなれるわぁ～」

とカナエさんが笑顔で呑気にそんな事を言っている。

「姉さん！！そんな呑気に言えるようなことじゃないの！姉さんは鬼の危機感が薄すぎよ！」

としのぶちゃん、相変わらずカナエさんに心配してるなぁ…と微笑ましく思ってしまう。

「禰豆子は人を襲いません…！！禰豆子は今鬼だけど、でも…！人は襲いません！！」

真剣な表情…偽りのなさそうな眼差し…
…………信じたいけど、無理だ…
師範の事があるからなのかもな…

『ねえ、君の言ってる事は本当なの？
本当だと言っても皆は信じてくれない。
だから、それを証明してごらん？』

そう言った時

「(俺が証明しよう。)あれは…確か二年前の事だ。」

そう話そうとした時しのぶちゃんが

「そんなに長々話さないで貰えます？
時間には限りがありますので。」

と言った。
それを聞き義勇は黙った。
弱いなあなんて思ってしまう。でも、あくまで冗談だ。

そう心中で言っていると

「この箱は何だろうなァ？」

と実弥。
怪我増えた…？
……また稀̥血̥を使ったな…？

はぁ…もう……何をやってるんだ…

「！！」

と言うか……
箱どこから見つけたのかな……
はぁ……