【東方×鬼滅の刃】

作戦 ページ50

妖夢視点
　私達は今、アオイさんのいる診察室の前にいた。

咲「…妖夢心の準備はいい？」

妖「は、はい…でも咲夜さんがこんな作戦言い出すとは思いませんでした……」

咲「…なんかワクワクしない？」

妖「緊張の方が大きいですけど…確かに少しワクワクします。」

　作戦はこうだった。
　1.咲夜さんが診察室のドアをノックする。
　2.アオイさんがドアを全部開けた瞬間、咲夜さんが時間を止める。
　3.時間が止まっている隙に私の半霊を部屋の中にいれる。(もちろん咲夜さんが)
　4.時間が動き出す。
　5.咲夜さんがアオイさんと他愛のない会話をしている間に半霊に刀を探させる。
　6.見つけたら咲夜さんに合図し、その場を立ち去ってもらう。(もちろん後ろに控えてる)
　7.その後、今度は私が部屋をノックし、アオイさんと会話をする。
　8.その間に咲夜さんがまた時間を止めて、ドアの近く(見えずらい位置)に待機させておいた、刀を持った半霊を回収する。
　9.時間がまた動き出す。
　10.なにか話して部屋を出る。
　11.すぐさまここから抜け出す。

妖「……本当にいいのでしょうか…」

咲「いいもなにも私は早く帰ってお嬢様の笑顔を見たいのよ。いい？この作戦が終わったらお嬢様が喜びそうなものを素早く買ってすぐさま紫が開けておいたすき間に戻るの。わかった？」

妖「は…はぁ……」

咲「幽々子にお土産買ってってもいいけど早くするのよ？」

妖「…わかりましたよ………」

咲「それじゃ、やるわよ！」

　コンコン

ア「はい？どなたですか？」

　………シーン

ア「？どうぞ中にお入りください。」

　 トコトコ
　
　 ガラガラ

ア「どなたですか？」

　 パチン

　 半霊ポーイ

　あぁ、私の半霊よ無事でいてくれ…
　時間が動き出し、咲夜さんがアオイさんと話をしている。
　私は半霊の無事を祈りながら半霊からの合図を待っていた。
　………半霊が刀を見つけたようだ。
　私はアオイさんの死角であろう咲夜さんの足をチョンっとしてそれを知らせた。
　咲夜さんは一瞬ビクッとなったがすぐに平静を取り戻しアオイさんとの話をやめた。
　そして、今度は私がノックした。
　またガラガラとドアが開く音がしてアオイさんが出てきた。
　パチンっと音がして何事もなかったようにアオイさんが話しかけてきた。
　私はｱﾊﾊという感じで「邪魔してすみません」って感じでアオイさんとの会話を絶った。
　…………まさかの作戦成功。
　その後すぐに胡蝶屋敷から抜け出した。

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　文字数ヤバイんでコメで色々話します

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