鬼 ページ36
視点特になし
咲夜達は紫が開けた大正時代へ繋がるすき間があるところに戻ってきた。
咲「………フー…。」
アリ「…緊張してるの?」
咲「……いいえ…。」
魔「緊張することはないぜ。ただパーっと行ってパーっと帰って来ればいいんだよ。」
紫「フフ…そうね。でも気を付けてね。」
幽「大正時代には危険があるの?」
紫「危険というかなんと言うかなんだけど、鬼が出てるらしいわ。」
アリ「鬼?鬼が危険ってこと?」
魔「危険には見えないけどな。」
紫「ここの鬼のように考えてはダメよ。なんでも、人を襲って食べるらしいわ。」
幽「人間を食べるの?…人間って食べれたのね。」
魔「…妖夢の半身食べるなよ?」
紫「幽々子が言ってることは間違ってはないけど……。」
アリ「食べられる点では間違ってないわね。」
咲「…その鬼に襲われた時の対処法はあるの?」
紫「さぁ、私も詳しく知ってる訳じゃないわ。…確か日光に当たるとダメっては聞いたわ。だから、朝を待てばいいわよ。」
咲「朝を待てばいいのね。」
アリ「そんな弱点があるのね。」
幽「朝を待ってる間に食べられたら?」
魔「そこはもう頑張って逃げるしかないんじゃないか?」
紫「そういうことよ。」
咲「ちょっと怖いわね。」
アリ「咲夜なら大丈夫じゃない?時間止められるんでしょ?」
魔「確かに時間止めれば無敵だな。」
幽「咲夜、気を付けてね。…妖夢をよろしくね。」
紫「危険だと思ったらここへ戻って来るといいわ。」
アリ「気を付けて行って来てね。大正時代の紅茶あったらよろしくね。」
魔「妖夢救出頑張れよな!」
咲「…言われなくてもわかってるわよ…ありがとうね。じゃあ行って来るわ。」
咲夜はそう言ってすき間の中へ入って行った。
〜〜〜〜〜〜咲夜移動中〜〜〜〜〜〜
咲夜視点
しばらく歩いて行くと森に出た。
ここはどこだろう。
私は周りを見渡してため息を吐いた。
適当に進んでみようと思い私は道らしき道を歩き出した。
またしばらく歩いて行くと、町のようなところへ来た。
私はまず話しやすそうな女の子に話しかけてみた。
「ごめんなさい、ちょっといいかしら?」
?「はい?私に何か御用ですか?」
「髪が白くて目が青色で刀を持ってる女の子を探しているんだけど…心当たりないかしら?」
?「そういう女の子、見たことありますよ。」
なんと最初から当たりを引いたようだ。
「本当!?どこで見たか覚えてないかしら?」
?「お使いが終わってからならご案内できますよ。」
「わかったわ、ゆっくりでいいからね。」
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東方、鬼滅好き - まりさのさは沙ですよ (2020年10月13日 3時) (レス) id: e41b7cca41 (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - えっと……物語は多分これで完結です。漢字ミスやわからない漢字を教えていただいた方々、ありがとうございました。今まで読んでいただきありがとうございました!では、また何処かで……… (2020年5月13日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 伊之助の名前の漢字は『嘴平伊之助』 (2020年4月16日 8時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - 瑠偉(ルイ)さん» 教えてくださりありがとうございました!多分全部の郎を直しました!続きは………すみませんまだです。続きをどうしようか悩んでるんです。それに今色々忙しいんです。本当に申し訳ございません! (2020年4月7日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
瑠偉(ルイ) - たんじろうは炭治郎ですよ。ごめんなさい。 (2020年4月3日 14時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:普通の人? | 作成日時:2020年1月4日 5時