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西行寺幽々子 ページ18

視点特になし(妖夢が迷子になって少し後)
白玉楼にて
 ここの主、西行寺幽々子は妖夢の帰りを待っていた。
 
幽「それにしても遅いわね〜。」

 のんびりとあくびをしながら呟く幽々子。
 
幽「早くお茶して、お茶菓子が食べたいわ〜。……もう妖夢ったらお茶菓子きらすなんて…ドジねぇ〜。」

 お茶菓子がなくなったのは、言っている張本人幽々子が原因なのだが、この話は伏せておこう。

幽「早く帰って来ないかしら〜。」


  〜2時間後〜

幽「………もう遅すぎ、お腹がすいたわ。私を置いてどこで何をして遊んでいるのかしら?」

 幽々子が空腹のあまりおかしくなりかけている。
 幽々子は、本当は妖夢が最近少しだけだが同じくらいの子たちと遊んでいるのを知っていてそれをよいことだと思っている。
 仕事に支障が出ないようにこっそり遊んでいるようで微笑ましいことだがこんなに遅くなるなんて初めてだ。

幽「…………………もうっ、妖夢ったら…もうしらない!紫、いたら返事してちょうだい。」

紫「どうかしたの?幽々子」

 どこからでも出てくるのがすき間妖怪の特徴でもある。

幽「紫、聞いてよ妖夢が帰って来ないのよ〜。 私お腹が空きすぎて死にそうよ〜。」

 「もう死んでるじゃない」、というような言葉を飲み込み紫は続ける。

紫「なら、うちでお茶にしましょう。」

幽「いいの!?」

紫「えぇ、もちろん。」

いつものように微笑み承諾する紫。

紫「一緒にお茶して愚痴を言い合いましょう。」

幽「いいわね、それ楽しそう!」

紫「じゃあそういうことで。」

 そうして幽々子は紫の作ったすき間に入っていった。


博麗神社にて

霊「…で、なんで冥界の亡霊とすき間妖怪がここにいるわけ…?」

紫「さっきも言ったでしょう?暇なのよ。だから遊びに来たの。」

幽「私はお腹が空いたから来ただけよ〜。」

霊「はぁ〜あ、参拝客が逃げるわ〜。」

 この神社の巫女である博霊霊夢はうんざりしていた。
 今日は珍しくうるさい魔法使いも来ておらずのんびりできると思っていたところにこの二人が来たのである。
 
霊「お菓子なんかないわよ。」

紫「その事なら心配しなくていいわよ。」

 紫が怪しく微笑んだのを霊夢は見逃さなかった。

さくしゃから→←おやすみの続き(続きなので短いです。)



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東方、鬼滅好き - まりさのさは沙ですよ (2020年10月13日 3時) (レス) id: e41b7cca41 (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - えっと……物語は多分これで完結です。漢字ミスやわからない漢字を教えていただいた方々、ありがとうございました。今まで読んでいただきありがとうございました!では、また何処かで……… (2020年5月13日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 伊之助の名前の漢字は『嘴平伊之助』 (2020年4月16日 8時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - 瑠偉(ルイ)さん» 教えてくださりありがとうございました!多分全部の郎を直しました!続きは………すみませんまだです。続きをどうしようか悩んでるんです。それに今色々忙しいんです。本当に申し訳ございません! (2020年4月7日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
瑠偉(ルイ) - たんじろうは炭治郎ですよ。ごめんなさい。 (2020年4月3日 14時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:普通の人? | 作成日時:2020年1月4日 5時

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