診察室 ページ13
妖夢視点
私達は『すみ』と呼ばれていた女の子についていった。
ついていった先には、診察室があった。
そこは、永遠亭に似ているような感じの造りだった。
す「 では、私はこれで。」
かわいらしい笑顔でそういうと『すみ』さんはどこかへ行ってしまった。
ア「待ちましたよ。何をしていたのですか?」
ハキハキと威勢のいい声で聞かれて少し身がすくんだ。
炭「ごめんなさい、アオイさん。二人が妖夢をみて色々騒ぎ始めてしまって……止めなかった俺も悪いんですけど」
私は炭治郎の言葉を聞いて驚いていた。
遅れたのは明らかに私のせいだ。
それなのにこの人は自分にも責任があると言っている。
こんなに立派な人がいたことに第一驚いていた。
私も炭治郎のような立派な人になりたいと思った。
「……すみません、遅れてしまって…。」
アオイさんは、ハァと小さくため息を吐くと私達に言った。
ア「今日は患者さんが少ないので診察しますけど、普通なら後回しですからね?」
「「はい、以後気を付けます。」」
私は、この人もすごい人だと思った。
私達が遅れただけで怒っているのではなく、患者さんのことを優先して考え怒っている。
他人のことをよく考えて行動できる人に私もなりたいと思った。
ア「では、診察を始めましょう。」
〜約30分後〜
ア「はい、これで診察は終わりです。妖夢さんに異常はありませんが炭治郎さん、足軽く捻りましたよね?」
炭「………?」
ア「はぁ〜、自分でも自覚なしですか……。」
「………。」
炭「すみません、どっちの足ですか?」
自覚なし?そんなことがあるのか。
はぁ〜、とさっきよりも大きいアオイさんのため息が聞こえた。
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東方、鬼滅好き - まりさのさは沙ですよ (2020年10月13日 3時) (レス) id: e41b7cca41 (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - えっと……物語は多分これで完結です。漢字ミスやわからない漢字を教えていただいた方々、ありがとうございました。今まで読んでいただきありがとうございました!では、また何処かで……… (2020年5月13日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 伊之助の名前の漢字は『嘴平伊之助』 (2020年4月16日 8時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
普通の人? - 瑠偉(ルイ)さん» 教えてくださりありがとうございました!多分全部の郎を直しました!続きは………すみませんまだです。続きをどうしようか悩んでるんです。それに今色々忙しいんです。本当に申し訳ございません! (2020年4月7日 1時) (レス) id: 3352d2f5fa (このIDを非表示/違反報告)
瑠偉(ルイ) - たんじろうは炭治郎ですよ。ごめんなさい。 (2020年4月3日 14時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:普通の人? | 作成日時:2020年1月4日 5時