57. 寮長グリーティング! 〜イグニハイド・4〜 ページ16
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『逆になぜ寮長の貴方が行かないと思いになられて??』
「うっ……確かに……」
私が真面目なトーンで言うと、イデアさんはそれだけ言って黙りこくった。
ちょっとやり過ぎた? ……あれ、そういや……
『私、そこに居るオルトくんの名前は聞いたんですけど、貴方の名前聞いていなかったですね。
貴方のお名前は何ですか? あ、私の名前は A・ライティル です』
「……イデア。 イデア・シュラウド ……」
『なるほどイデアさんですね。よろしくお願いします』
「……よろしく。」
私はニコッと微笑んで(見えてない)言ったが、イデアさんは俯いて無愛想に一言。
暫くお互いに無言だった。なのでちょっと部屋を見渡してみる。
……あ。
『ぐ、グッズ……?』
「あっ!? えっちょっと待って見ないで引いたかなごめん折角同じ寮以外の人とアズール以外で僕に引かない人だったのに……」
『ごめんちょっと何言ってるか分かんない』
イデアさんが早口でぶつぶつと何か言ってるが、生憎小さすぎて聞こえない。
……そうだった。イグニハイドオタクの聖地だったわ。それで居て寮長すげーテンプレなオタクだったわ。 かんっぜんに忘れてた。何でこんな重大なこと忘れてたんだ。
取り敢えずイデアさんに言うべきことが出来た。
『イデアさん……もしかしてですけど』
「ああうん引いたよねごめんオタクなんて陽キャは引くよねうあぁ……」
『……貴方、オタクなんですか?
じ、実は……私も、何ですけど……』
勝負に出てみた。
すると、イデアさんは数秒放心して固まった後、我に返ったかのように後退った。
「……!? え、君みたいな陽キャが……!? 闇の鏡に全寮に適性ありと言われた君が……!?」
『えそこまで驚くことです?』
「うん」
即答されて悲しいが、置いとこう。
それより……なぜイデアさんの目が輝いているのかを聞こう。
『イデアさん何で目輝いているんです?』
「えっ。輝いてた?」
『はい。見事に輝いていましたよ』
「えっ何それ恥ずかし」
顔真っ赤にしてるゲームでは見られなかった奴だーー嬉しーーー
「……兄さん、もしかしてだけど……」
『うん? オルトくんどったの?』
「Aさんがオタクでもしかたら語れるかもと思って輝いてるの?」
『えっ』
「…………そうだけど。何か悪い……」
『いやまさかそうだとは思わなくて』
いや……可愛いかよッッッ
出て来た感想はそれだけだった。
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今日は このキャラ について調べてみたら良いかもです!
マレウス・ドラコニア
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星猫 - そして、占いツクール以外の作品はログインが難しさと親が反対されてできませんでして。誠に申し訳ありません。貴方と関わらりませんにしませんにします。 (2021年9月23日 15時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 占努力して頑張る事は 1・合作の件でほったらかしをしません。 2・蒼姫のアクアと雪華とミリアを名付けません。 3・星猫のままで名付けます。 4・迷惑かけた皆さんの為に償います。 (2021年9月23日 15時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 星猫さん» 返信打ってる時は気付かなかったのですが、また同じコメントありますね。 「努力しないように頑張る」? どう言う意味です? 取り敢えず、貴方は何がしたいのですか、何が言いたいのですか。 (2021年9月23日 14時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 星猫さん» ああはい、それは事実ですね。 小説つくるのが大好き? ですが「占ツクには2度と来ない」と仰いましたよね。別に占ツクに固執しなくてもいいじゃないですか。別にここ以外にも小説つくれるサイトはあるのですから。そこへいかれてはどうですか? (2021年9月23日 14時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 2回目ですみません。確かに来ないと言いました。けどやっぱり小説を作るの大好きなので辞めなかった。だから努力しない様に頑張ろうと思います。 (2021年9月23日 13時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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