必死だった ページ35
.
俯き涙を拭う
その間に彼の方から
私に近づいてきてくれた
「...っ」
セフン「...」
変わらない彼の香り
「...セフン」
セフン「...ごめん」
彼の第一声はそれだった
「...」
セフン「心配かけてごめん...迷惑かけてごめん...」
マスクを下げ
無表情で言う
なぜだかその声に
別れを感じたのは気のせいじゃなかった
セフン「子どもたちはうちの両親が預かる」
「...」
セフン「だから2人のことは心配しないで」
「...」
セフン「...」
申し訳なさそうな声で
耳を疑う言葉を口にした彼
「...どうして?」
セフン「...」
「...どうしてなの?私が新しいママじゃないの?」
セフン「...もう十分に迷惑をかけたから」
「...私にとって2人は迷惑でもなんでもなかったよ?」
本当はセフンもわかってるんだ
私がどれだけ2人のことを愛しているかを
「...なんで?」
セフン「...」
「急にいなくなって、急に現れて」
セフン「...」
「今度は子どもを私から離すの?」
セフン「...」
「もう私に未練はないから!?」
悔しくてどんどんキツい言葉で出てくる
いまならセフンだって誰だって
傷つける勢いで
「セフンはあの記事通りの人なの?
適当に女性を変えてるの?」
セフン「...っ」
「私が知らない場所で遊んでた?」
セフン「...」
「もう私のことは嫌い?」
面倒だって思われてもいい
ただ悲しくて
これで終わりたくなくて
セフン「別れたい」
ただ必死だった
.
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か - ふあぁぁ〜！再会〜嬉涙会いに来てくれたぁー涙更新、ふぁいてぃん！ (2017年1月12日 23時) (
レス) id: e148fcfc9c (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - かさん» 更新楽しみにしててください^^ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 469b004b80 (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - ぐぅたんさん» ありがとうございます!!頑張ります^^ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 469b004b80 (このIDを非表示/違反報告)
か - あぁ〜涙続きが気になる涙更新、ふぁいてぃん！ (2017年1月4日 4時) (レス) id: e148fcfc9c (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅたん(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてます！！がんばってください (2017年1月3日 23時) (レス) id: b785eb5825 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JUMIN
| 作成日時：2016年11月11日 21時
