僕たちは”S”じゃなくて”Z”！ (ページ6)

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印象。２ページ6

続き

ダンスバトルが終わったあと、色んな練習生から「印象が変わった」と声を掛けられた。

練習評価はあまり良くなかったけれど

ダンスバトルのおかげでだいぶ殻を破った気がする。

ハンニョン、問題が起きてたけど大丈夫かな

雰囲気よくないって聞いたしチーム違うからあまり話せてなかったから

会いにいこうっと。

「ハニョラ〜、どうしたの？そんな顔して。」

HN「A...」

「ハンニョンの暗い顔なんてみたくないな、俺の親友なんだから！」

HN「俺、自分のことに焦りすぎて...目立つパート欲しくて焦ってて...」

「確かに、パートの多さとか大事かもしれないけど...」

HN「けど？」

「みんなで楽しまなきゃ意味ないって回数重ねるたびに思うんだ。

僕だって本当は沢山目立ちたいよ、でも目立つ目立たない関係ないって思ったんだよね。

自分だけ楽しいダンスして観客とかチームのみんなが嫌な顔してたら楽しくないじゃん？

それと一緒だよ。みんなと楽しまなきゃ、全部伝わっちゃうんだから。

僕たちの国民プロデューサーさん達だもの笑

ちょっとした瞬間でも絶対に誰かが応援してくれるし

こうして今が僕たちが残ってるんだからさ、

大丈夫だよ、どんなパートでも。

ハンニョンはどんな時でも輝いてるもん、それは僕が保証する。

だから楽しんで、ね？お願い。」

HN「......」

「あっ、これは個人の意見だから気分悪くしちゃったらごめんね！？」

HN「うう〜泣 Aコマウォ〜！！！！！泣」

「...大丈夫だからね。応援してるからね。」

ハンニョンが泣き始めたのでそっと抱きしめて背中をさすってあげた。

同じ事務所の練習生で、同い年で、家族みたいな親友。

ハニョラは正直者っていうか、素直だから今回悪い面が出ちゃってたんだな〜。

その後にハンニョンと同じグループのリーダーさんが迎えにきてたのでハンニョンと別れた。

あとで話を聞くと、解決したそうなので安心した。

そのまたのちに、このハンニョンとの会話を終始撮影されていて放送された。

「ね〜プデュみた！？A君やばくない！？」

「みたみた！性格がイケメンすぎる！！！順位上がって欲しい！！」

「今まで画面に映ってなくて興味なかったけど今回のみて推しになった...」

「ダンスバトルもギャップありすぎて可愛かった〜！！！」

「「A君、ギャップすげえ。」」