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-004- ページ4

“増田貴久さま”

と、書かれた手紙を
震える手で渡してくれた。


「お、おこがましいかとは思いますが、読んでやって下さい!!」


じゃ!!と、
2人の女の子は足早に去っていった。



そう、これが
僕らの出会い。


短くて、切ない物語の、始まりだった。





帰り道、早速手紙を読みながら帰る。


俺の名前まで書かれて
正真正銘の俺のファンじゃん!


東京に来たら会えるかもしれないし、
いつ会ってもいいようにカバンに入れとこ!
の、パターンでしょ?


すげーな。笑

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作者名:a* | 作成日時:2018年4月9日 16時

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