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14話 ページ16

神山くんと歩いてきたのは屋上。




あいてるわけないじゃんなんて思ってたけど、




神山くんはポケットの中から、針金を出して器用にドアのかぎを開ける。




「ありがと?」




お礼を言っていいのか、




わからなかったけど、一応お礼を言ってみた。




そしたら、自然になる、疑問形。




疑問形にしたいわけじゃないのに。




でも、




とも「自分、疑問形やんwww」




なんて、ちょっとしたことでも笑っててくれて。




少し、




いや、かなり嬉しかった。




昼休みも無事?に終わり、




最後は、放課後。




今日はさ?




なんかさ?





勝手に選ばれたさ?




文化委員の仕事に行かな〜、あかんねん。




私がやりたいって、




手、あげたんちゃうで?




なんか?




誰も手、




あげへんで、




誰かが、




私がやったらええって言い始めて、




私になったんよ!!




せっかく帰宅部で、




家でのんびりしようとおもっとったのに。




こういうときに、




クラスに地味っ子って、




使われるんやんな。




めんど!!!!!!

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作者名:wesene | 作成日時:2018年7月26日 15時

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