SEVENTEENの紅一点

じゅんくんセンイル ページ34

今日はジュンオッパの誕生日。




みんなでサプライズでケーキを用意したり
それぞれプレゼントをあげたりと
盛大にオッパの誕生日を盛り上げた。





みんなの前ではプレゼントをあげないように
しようと"ごめん明日用意する"と嘘をついた。



優しいジュ二オッパは
"プレゼントなんていいよ"
って笑ってくれたけどこれがジョンハニオッパ
ならきっと100万年くらい引きずってるだろうなー笑




｢なんか動きたいなー｣


わざとらしくジュンオッパの隣で
いうとオッパはお散歩でもいこうか？
付き合うよ と。







さすがオッパ。


｢行こ！｣




2人とも黒いマスクをして
ゆるい格好のまま外を出る。




ジュンオッパと二人きりは久しぶりだから
すごく照れくさい。


ちょっとの無言が続いて
私がオッパの腕に自分の腕を絡ませ
"ねえオッパ!"ときりだしてみる。






｢ん？なあに？A｣




｢誕生日おめでとう｣




ちょっとの隙間があいてから





｢ありがとう｣


と照れくさそうに頭をくしゃくしゃ
にしてくる。






あ〜アンデ〜とくしゃくしゃになった
髪に手を通すと


｢ミアネミアネ！｣


と私の目の前に立ち私と同じ目線まで
膝をおったオッパは大きな手で私の髪の毛を
元通りにしてくれる。




大きな瞳をキラキラに輝かせ


｢ん！よし！｣



と私のほっぺを両手で挟む。





｢ねえジュニオッパ。公園行こ！そこの｣



と手を引きずりオッパと公園のベンチへ
腰掛ける。







ずっと今日の誕生日パーティのことを
嬉しそうに話すジュンオッパの
横顔を見ながらほんと綺麗だな〜…
ファンの気持ちがすごくわかる…って眺めていた。



楽しそうに話すオッパの話を聞きながら
ポケットからプレゼントをだす。




｢オッパ。手出して｣


不思議そうに私を見たあと
私の膝へ手を乗っける。



｢ウェ？｣
※何？




この前買ったお揃いのバングルの
片方をオッパの腕につける。






｢え？A…？｣




｢プレゼントないなんて嘘だよ。
作戦だったの｣






とオッパの腕の隣に自分の腕を
並べる。






｢お揃い！ペア！オッパとペアしたくて
買っちゃった｣







とオッパを見ると突然ぎゅっと
抱きしめてきたジュンオッパ。


オッパからこうやって抱きしめられるの
はじめて。




"んあ！どうしたのオッパ"


と笑ってみると


"今日は誕生日だから許して"

#続く

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