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◯加藤
おやすみだけは言っとこうと思って下に降りると、佐藤が泣いていてびっくりした。
やけどをしたらしくって、ぽろぽろと泣いていて。
俺もちっちゃい頃やけどして超痛かったんだよな…。
その時お母さんがしてくれたことを思い出しながら、今水を当ててる。
「いたいっ、いたいいたい、、」
ずっと痛いと泣いている。
「声、出していいから」
そっちの方が楽になるかな、と思って声をかけると、いたい、としか言っていないけど、弱々しく言ったり、叫び声に近い声で言ったりと、どんどん涙が溢れてきた。
だんだん過呼吸っぽくなってきちゃって、慌ててぎゅうっと抱きしめてぽんぽんとすると、少し落ち着いたようにぎゅっと背中に回る手の力が強くなった。
水を止めて、手を見てみると、やはり水ぶくれが大きなってしまっていた。
ずっと水を当てていたから手がすっかり冷たくなってしまっていて。
手を優しく握っていると、
「ずっとそうしててほしい…」
と弱々しく言ってきた。
「痛くない？」
「いたい…」
ぽろぽろと涙をこぼしながら弱々しく声を出す彼女は正直すごく可愛い。
「明日病院行けよ？」
「うん…」
「今日はもう寝な？」
「…一緒にいてほしい…」
俺の手を強く握り返しながらそう言う姿は小さな子どもみたいで。
「お願い…。いたくてねれない…」
と涙目で訴えられると、さすがに断れない。
「わかった！わかった、から」
手を取って、二階に上がった。
俺の部屋に入るべきか、彼女の部屋に入るべきか悩んだ末、俺の部屋に入ることにした。
布団に入ると、少し落ち着いたように目を閉じたのもつかの間、やっぱり痛みが襲ってきたのかまた泣き出す。
「大丈夫、大丈夫」
俺もベッドに入って、痛がっている彼女を抱きしめる。
「ごめ、んね…、夜に、ごめん、」
いつもより弱気で、本当に同じやつか疑いたくなるくらいだ。
「全然大丈夫だから。目閉じろ。俺がいるから安心して」
そう言うと、頷いて、ゆっくり目を閉じた。
しばらくすると、すうすう、と静かな寝息が聞こえたので、自分はベッドから出ようとした。
「…まじかよ」
腰に手を回されてホールド状態。
手をどけんのもなんだかかわいそうだし…。
しばらく考えていると、なんだか眠くなってしまい、俺もそのまま寝てしまった。
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ハニ - 男子は、まあこれもなんとなくイメージで、増田さんはめっちゃオシャレにしてて手越くんはラフな感じで小山くんとシゲさんは真面目にきてるって感じです。 (2017年11月5日 8時) (
レス) id: 0c59dce95e (このIDを非表示/違反報告)
ハニ - EMMAさん» ありがとうございます！女子は、梨子がセーラーで、柑奈キャメルのブレザーとライン入りのスカート、晴美は青シャツに紺ブレでチェックスカート、ゆりあは黒シャツでチェックのワンピースタイプです。梨子と晴美は割と着崩しているイメージですね〜。 (2017年11月5日 8時) (レス) id: 0c59dce95e (このIDを非表示/違反報告)
EMMA - 制服て学校ごとに違うだろうけど、どんなかんじのなの？ (2017年11月4日 23時) (レス) id: 70511ce768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニ | 作成日時：2017年10月29日 2時
