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っ ページ7
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「彼女もまた、男に惹かれていました。」
コンサートの翌日、
俺はいつものように店に寄った。
”どうやった?”
”智洋くんの言うてたとおりやね!
めーっちゃ、楽しかった!!”
”やろ?”
”歌ったり踊ったりしてる智洋くんは
すっごくキラキラしてて、今の智洋くんからは想像つかへんわぁ”
”なんか、さり気なく悪口言うてへん?”
”どうだろ?ふふ”
”ふふって...確信犯やんかぁ”
なんて、
眉を下げて困ったをアピールをしてみる。
すると、
Aちゃんはつぶやくように
”...でも...智洋くんが遠く感じるなぁ...”
”えっ?”
”あっ、いやっ、なんもないよ!”
”ふーん”
聞こえてへんフリしたけど、
実はバッチリ聞こえてました。
さっきの仕返しや〜!なんてな。
そんなAちゃんの言葉に
頬が緩んでたんは内緒やけど。
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作者名:げっち | 作成日時:2015年4月22日 20時