明日は、強くなれ。

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♡



「ちょっと1回止めてください！！！」


あまりにもまっすーの顔色が悪すぎて、
俺は思わず練習を止めてしまった。


「まっすー、大丈夫？いっかい座る？」



「まっすー、やっぱ辛い...？」

「汗やばいな」

慶ちゃんとシゲも流石に心配で声をかける。




聞こえてるか聞こえてないか分かんないぐらい
なにも反応してくれないまっすーが心配になって
近づいて肩を支えようと思った途端、




「....っ」

ぎゅっと目をつぶってそのまま
ゆっくり座り込んでしまった。




「っ！大丈夫？！」

頭に響かないように出来るだけ
声を抑えたつもりだけど、

正直めちゃくちゃ焦った。



「ごめ... ちから、はいんなく、なっちゃった...」

目を潤ませて辛そうに言ったまっすーが
あまりにも可哀想で見ていられなかった。




そのあとスタッフさんがブランケットとか
色々持ってきてくれて
一時はスタジオの端っこで横になってたんだけど、

硬い床で寝ているのも相当辛かったみたいで
結局マネージャーさんが迎えに来て早退してしまった。




「心配だね...」

「2日間しかないのに、大丈夫かな...」


まっすーの体調のことはもちろん、
ちゃんと振り入れが出来るのかも心配で
気が気じゃなかったけど、


とりあえず俺らも覚えないとやばいから
まっすーのことはスタッフさんや
マネージャーに任せて練習を再開。




早く終わらせてまっすーの様子見に行こう。






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