明日は、強くなれ。

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まっすーの体調は思わしくないまま
振り付けの練習が始まった。


最初は振付師さんのダンスを見て
軽く流れをつかんでから練習に入るんだけど、

4人座って見てる時も
鏡にもたれてぐったりしちゃってるまっすー。



「まっすー、大丈夫...？
辛かったらもたれていいよ」

って近づいてあげると、触れた身体に熱を感じた。


まっすー、熱上がってる...



それでも容赦なくダンスの練習は始まる。




「1,2,3,4、」

振付師さん達のカウントに合わせて
見よう見まねで踊っていく俺たち。


正直体調がノッてる時でもキツイぐらい
今回のダンスはなかなかにハードだった。



「ねえ、難しいんだけど！教えて！(笑)」

慶ちゃんも難しすぎて
笑っちゃってるんだもん(笑)


シゲも あ”””””ってしゃがれた声出して頑張ってる。笑



そんな2人をよそに、出来るだけまっすーに
意識を向けながら練習していた。

でも、普段ダンスを覚えるのは早いし
俺らの中でも動けるはずなのに、
身体が辛いのか全然動きが追いついていなかった。



「いやあ、キツイね！！」


って、少しでも元気が出るように
明るめに声掛けたんだけど、反応がない。



「まっすー...？」

心配になって顔を覗けば尋常じゃない汗で
肩を大きく上下させて
苦しそうに立ち尽くしてしまっていた。





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