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加「A、水飲む？」
『ん、飲む』
付き合う前からよくお互いの家にはいってたから何処に何があるとかはだいたい分かる。
そう思うとずっと“友達以上恋人未満“みたいだったなぁって思う。
『……ねぇ』
加「ん？」
『成亮って、ちゃんと私の彼氏だよね？』
ソファーで隣に座る成亮を見てそう言えば当の本人は爆笑しだす。
……こっちは至って真面目なのにさ、ほんっとこの人は。
なんて心の中で成亮に悪態をついてたら、私の腰に腕が回っててぐっと体を引き寄せられて触れる唇。
『なっ……』
加「なれないねぇ〜笑」
『うっさい』
加「でも友達とかメンバーとはこんなことしないっしょ？」
まぁしてたら困るけどって言いながら笑う姿がちょっとかっこよくてきゅんときた。
ラジオの時と同じ胸きゅん。
加「……ベッド行く？」
『なんかやらしいからやだ』
加「んー……。じゃあ寝る？」
『もう眠いから寝る』
えー、シゲの相手してくんないのーなんて言うからしないわバカとだけ言って寝室に向かう。
一人で少し冷たいベッドに入る。
少ししたらベッドがギシッと音をたてたから成亮が入ってきたんだな、と察する。
加「……俺はさ、友達のAも、メンバーのAも、彼女のAも好きだって知ってた？」
成亮の顔は見えないけどそうやって笑顔で言ってくれてるんだろうな、というのが伝わる。
『成亮』
加「ん？」
『前言撤回。相手してあげてもいいよ？』
加「……ほんと？」
『いいって言ってるじゃん』
じゃあ遠慮なく、と言われたらすぐくるりと体制が少し変わる。
加「A。……好きだよ」
『っ……。私も好きだよ、成亮』
少し久々の、深くて甘い夜が始まる。
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Q.なんでシゲだけ2回にわけて更新したの？
A.下書きになんだか納得がいかなかったから。ちなみに9割9分作者の願望です((
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にゅすの さくら(プロフ) - コメントありがとうございます。そういってもらえて嬉しいです。これからもお願いします！ (2022年1月23日 9時) (
レス) id: 5edbddd3d7 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 新作待ってました！(*＞∇＜)ﾉこれからも楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) @page3 id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅすの さくら | 作成日時：2022年1月22日 16時
