5人で〜君のいた歴史〜3

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なんで？
なんでなんだよ。




俺は暗闇の中だった。
Aがいない。NEWSは4人。
現実から目をそむけてもそむけても
夢の中でも4人だった



小「Aはどこにいったんだよ、、」



家に帰りひとりになると
苦しくて辛くて胸の奥底が痛くて
泣いても泣いても変わらなくて。


ご飯もろくに喉を通らず
気がつけば体重はみるみる減っていた









加「最近痩せたよな」


増「あぁ、、」




みんなと一緒にいる時の小山は
前みたいな笑顔とまではいわないけど
それなりに元気だった




増「おい、小山」


小「ん？」


増「お前いえで飯食ってる？」


小「まぁ、それなりに」


増「最近体重はかってる？おまえ、、痩せたよ？」



わかってる。
自分でもわかってる。
でも式で散々迷惑をかけたから
いまでもボロボロっていうことは
なかなか言い出せなかった。
みんな辛いのは一緒なわけだし。



小「トレーニングしすぎたかも」


笑ながら目をそらす。



手「けーちゃん。今夜、Aのお墓行こっか」


小「、、、」



俺たちはまだお墓に行けていなかった。
仕事が忙しく休みが被らなかったのもひとつ。



手「今日は夜みんな休みがかぶるから。」


小「、、、おぅ」




本当はお墓にいって現実を見ることが嫌だったのもある。
これ以上現実を目の当たりにして平常心を保てる自信はなかった



増「大丈夫だよ。みんな辛い。」



肩にポンと手を置く。






怖い。
怖い。怖い。怖い。





加「大丈夫か、小山？」


小「あぁ、、」







。

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