5人で〜君のいた歴史〜

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(翌日)



「せんせー？？」


医「ん？」


「あたし実際そんなに長くないでしょ？」


医「、、病気のこと聞いたらしいね？」


「うん、、、。自分でもわかるよ。どんどん進行してること。みんなには余命聞いたって黙ってるから教えて？やりたい事できなくなるまえに、、、」



すると担当医はAの押しに負けて口を開いた。



医「、、、1年、、かな。でもわからない。進行状態にもよる。もっともっと生きれるかもしれないし、、、その逆もありえる。それはこの先Aちゃんの頑張りによるよ。」


「そっかー。ありがとっ」


先生に笑顔を向けて診察室をでた。





なーんだ。やっぱ1年ぐらいか。
あたし、、、ドーム立てんのかな。
みんなと約束したのにな、、、




「なんであたしばっか、、、NEWSばっかこんな、、、」
そう呟き病室の壁にもたれかかって崩れ落ちるように座り込んだ。





「こんな点滴だって、、、意味ないじゃん、、、」

そういって自分の腕に繋がれている点滴を抜き取った。


「、、、、あ、、」


無理やり針を抜き取った傷口から血が流れる。


「このまま一生止まらなければ、楽に死ねるのかな、、、」



「ばかみたい、、、」
弱々しくフッと笑い病室を出た。



もうこのままいっそのこと、、、




そう思い病院を抜け出した。









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