4人で、1つ。3

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手越のいる寝室へと急ぐ小山を呼び止めたのは、ほぼ無意識だった。

小山は不思議そうな顔をしたけど、いいよって笑ってくれたし。その笑顔に甘えて今に至る。



♡



「鉄剤出しておきますね。お大事に」

「ありがとうございました。……ほらてごし、」

「………あ、りぁと、ござ、ました、っ…」



椅子から立ち上がって頭を下げる。黙って手を差し出すと、ぎゅっと袖が掴まれた。

伸びなきゃいいよ。手越それで立てるなら。
手越がふらふらと立ち上がったのを確認して、ゆっくり歩き出した。



病院を出て、手越が崩れるように車の後部座席に乗った。
気づかないふりをして、運転席に乗り込む。

車を出す前にスマホを見ると、LINEが15件。そのうち14件が小山から。なにあいつ怖。



『どうだった？』
『てごちゃん無事！？』
『ねぇ生きてる！！！？』

『色々買ってきた。小山がうるさいから、診察終わったらなるべくはやく連絡してくれるとありがたい』



シゲの方にはスタンプ。
小山の方には無事だよ。貧血だって、とふたこと。

返し終わってから後ろを見ると、手越はもう眠っていた。





診察の結果は貧血だった。それも重度の。
過労とかいろんなものからくるって、手越が点滴を受けている間こそっとお医者さんが教えてくれた。早めに来て正解だったとも。

もともと今日はこのままご飯を食べて寝る予定だった。
小山とシゲがご飯の材料が足りないから買いに行く、って言いださなければ。


鉄剤も点滴も副作用があるものだから具合が悪そうだったら無理をさせないように、って言われたからはしゃがせないようにしよう。



CDのボリュームを下げて、静かに車を発進させた。



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ちょっとお久しぶりです！書き方忘れた！(クズ)
テストは明日で終わりです。やったね！！！！
(終わるまでは我慢できなかった)
それまで少々(1日)お待ちください。終わったら沢山更新したい…！

そしてテゴマスのスウェーデンデビュー日ですね。(その他色々)おめでとうございます。
テゴマスも活動待ってます……！


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