4人で、1つ。3

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「………てごし。ちがうよ、それは」


そんなのあまえじゃん。
手越のひとことに、まっすーは悲しそうに黙りこんでしまって。
俺も黙って俯いていた。

それから続いた沈黙をやぶったのは、穏やかに微笑んだ小山だった。手越が、驚いたように目をゆっくりとあける。



「てごしは楽しようと思って後回しにしてもらったわけじゃないでしょ？手越は手越なりに一生懸命やったんだから、それは甘えじゃない」

「、でも結果だめだったじゃん、それは、」

「そうだね。だけど甘えじゃないよ」


だから大丈夫だよ。
小山がふわっと笑って、手越の頭を撫でる。

手越は悔しそうに唇をかんで、小山を見上げた。



「けぇちゃんずるい、」

「……え？なにが、」

「…………ずるい、けぇちゃ…っ」



ぱふ。
甘いにおいがふわりとただよってくる。

……まっすーのにおい。




「………っと、あぶね」

「あぁぁ、てごし、っ！」




ぱっと顔をあげるとそこには、




「……………てごし、」





顔を真っ白にしてまっすーに倒れ込んだ手越と

泣きそうになっている小山がいた。





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シゲを喋らせたい(誰)

昨日30票くらい、と言っていたら(お星様のお話)もう15票くらいですね！？なんかやばい！更新しなきゃ！と思って更新した次第です(単純)

そしてもうそろそろ評価に関しては黙りますうるさくてごめんなさい……！



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