4人で、1つ。3

（続き）〈看病編〉 ページ31

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「ね、もうおそいし…ひとりでかえる、だいじょーぶだから……めいわく、」

「遅いから大丈夫じゃないんだろーが。今更迷惑とか言ってらんないっしょ」

「それはそうだけど」

「じゃあ黙って言うこと聞く」




顔色の悪い手越は、むぅ、とむくれて俺の肩に顔を埋めた。

こんなに反抗しているのに俺の背中からおりようとしないあたり、結構辛いんだろう。



そもそもこうなったのは＿＿＿＿＿＿。







仕事が終わった朝10時、何気なくスマホを見るとLINEの通知が2件。

どちらもまっすーから。手越の具合が悪いこと、イッテQのロケがあったから夜10時に日本に帰ってくること、大輔さんも一緒だから迎えに行きたいこと、でも仕事があるからシゲにお願いしたい、ということが長文で。

ほんとは俺が行きたいんだけどね、という最後の文がまっすーの本心なんだろうな、なんて。


年上だけど微笑ましい。いいなぁテゴマス。
コヤシゲもいいけどね！自分でいうのもあれだけど！なんか恥ずかしい！！



了解、仕事頑張って。いつものつまらないメッセージに、30秒ほど自意識と戦ってかわいいスタンプも送った。




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自意識と戦うシゲアキ。
このお話になんら意味はない。
(看病編にしたのは長すぎたのを誤魔化すためでこれも意味はありませんごめんなさい(笑))


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