Touch -5角関係-

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No side









男は誰かに電話をかける









『例の子つかまえたよ』









『わかってる、___は本当にAって子が好きなんだね』









『今からそっち行くよ』









電話を切ると、Aを抱きあげた









祐也side









「っ！！」









今のA？









祐也「ねー、今Aの声しなかった？」









慶一郎「したかも 行こう！」









声の聞こえた方に行くと、知らない男がAを抱いて店を出てこうとしてる









祐也「おい！ お前何してんだよ」









男が驚いた顔をして俺らを見た









貴久「その子に何してんの？」









シゲアキ「かえしてもらうよ」









祐也「待てよ！！」









男が走って逃げようとしたから、まっすーと追いかける









俺から逃げようなんて無理だね









貴久「はい、つかまえたー」









祐也「Aかくほー」









まっすーが男を捕まえて、俺はAを男から離した









相変わらず軽いA









ほんとにご飯食ってんの？って思ってる場合じゃないよね









慶一郎「で、Aに何しようとしてたわけ？」









慶ちゃんが低い声できいた









慶一郎「無傷で帰りたいなら、早く理由いいな」









うわ〜慶ちゃんこわー









男も素直に言うこときくでしょ









『___に頼まれたんだよ Aをさらってこいって』









祐也「___！？」









今さら何で…









『理由言ったからな』









そう言うと、男は走って行った









俺らは___の名前をきいて固まっていた

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