37話 ページ35
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浦「今度さ、皆で花火やろうよ！」
『！！』
浦「この前陸奥守さんが読んでいた本で、花火の写真があったんだ！」
刀剣たちはたまにこうしてやりたいことをリクエストする。
大体雑誌を仕入れる陸奥守や加州、乱達からの情報である。
『うん、いいよ！やろう！』
そしてリクエストされたら勿論やる一択。
こうしてこの本丸は思い出が増えていっているのである。
二人はいつやるのか、準備の話しや買い出しなどの話し合いを着々と進めて行った。
浦「じゃあ俺、他の皆に伝えてくる！」
『わたしは長谷部のところにいく！』
楽しみだね、と2人で顔を合わせて笑うと、それぞれ別の廊下を進んだ。
基本本丸の行事の仕切りはお金も使うので長谷部に任せている。
Aは早速執務室に向かった。
『おじゃまします。』
へ「え、主！？」
今日Aに会った刀剣たちの反応は皆同じ。
熱は大丈夫か、休まなきゃ、と焦った様子で心配してくる。
ほんの少し、それが嬉しかったりして。
『もうげんきだよ、ありがとう！あのね、おねがいがあって』
へ「お願い、ですか？」
『うん。みんなではなびやりたい。』
きっとまた誰かのリクエストなのだろうとすぐに察した。
へ「勿論いいですよ。ですがそれは主の体調が戻った後にしましょう。」
『！…もう、げんきだよ？おねつないよ？』
へ「病み上がりはまた再発する可能性もあります。せめて二日間は安静にしてください。」
長谷部も自分のために言っているのだとわかり、Aは素直に頷いた。
『ありがとう、長谷部。』
へ「主のためとあらば。」
初めの頃よりかは大分マシになったが、やはり少し固い。
でもそれが彼である。
Aは最後の1個の金平糖を長谷部に渡した。
へ「あ、主…これは…」
『長谷部いつもがんばってるから。いつもありがとう。』
ニコッと微笑み、膝をついている長谷部の頭を不器用に撫でる。
初めてのことに長谷部は戸惑いと嬉しさを隠しきれず、声にならない声で慌てて、顔も赤くなっていた。
鶴「あれでも、花弁を抑えているんだよな…」
柱の影に隠れ、鶴丸は落ちてきた花弁を手に取り笑ってた。
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めい(プロフ) - 鈴桜さん» はい！付け加えたんです！リメイク前と内容違うところも多少出てきます！笑 (2021年2月15日 18時) (
レス) id: bc1517f0d8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - ﾊﾞｼﾊﾞｼ･･乱を治すために無茶しないでよ！！リメイクする前になかった団子話しや鶴丸さんのサボりはなかったよね？ (2021年2月15日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» めいさん！！合作作品で話したい事があるからきてくれない？ (2021年2月14日 20時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - いろえんぴつさん» 読んでいたたぎありがとうございます！笑笑笑 続きも頑張ります(￣^￣)ゞ (2021年2月13日 23時) (レス) id: bc1517f0d8 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» ああ！ありがとうございます！気づかなかったですっ！！（土下座） (2021年2月13日 23時) (レス) id: bc1517f0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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