10話 ページ12
あの時から、弔と気まずくなった。
私が話しかけようとしても、避けられてしまうのだ。
答えてくれても、あっそとか適当にあしらわれる。
私はそんな空気には耐えられないので、謝ることにした。
貴『弔……なんか、弔の気に障るような事したよね…ごめんね 』
私がそう言うと、彼は目を見開いた。そしてまた、
弔『……別に』
と言った。
貴『私、弔が嫌だって思うとこ直すから…… 』
弔『その顔やめろ 』
貴『……え？』
一瞬彼が何を言っているのか分からなかった。
弔『その顔やめろって言ってんの。いい加減にしろよ。無表情で気持ち悪い。此方の気持ち考えろよ』
気持ち悪い。
また、大切な人に気持ち悪い、と言われてしまった
彼はしまった、という顔をした。
弔『……ごめん 』
彼に、気持ち悪いと言われた事が思ったよりショックだった。
彼の顔をまともに見れず、俯いた。
すると目から涙が伝った。
弔『A……！？』
まずい。個性が発動してしまう。
咄嗟に自分が常に携帯しているカッターを持って
自分の手首を切った。
唯一私の個性が発動しない方法は私の感情を他に移すこと。
例えば今の様に、ひどく悲しくなった時に、自分を傷つけて、『悲しい』から『痛い』に感情を移すことで、発動しない。
弔『A…、こんな事言うつもりじゃ…！』
顔を上げると、彼は泣きそうになっていた。
貴『…大丈夫だから。』
カッターで切った傷は、そんなに深くなかった。
それを見ていると、さっきの事を思い出しそうになった。
貴『弔。悪いけど、一人になりたいから、部屋きちゃ駄目だからね。 』
彼の顔をよく見ずに言った。
それから自分の部屋入って、崩れ落ちてしまった。
こんなにも、弔が大切な人だったのだと思わなかった。
そして初めて弔の事を異性として好きなのだと気づいた。
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時の破壊者 - はい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 落ち着きました(￣^￣)ゞ 掛け持ち………とっても嬉しいです、すごいですね〜〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 私なら、絶対無理です……��(ﾟДﾟ) やはり……それだけの才能がありますね〜〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) さすが、神作者様だアアアアアo(^▽^)o (2017年9月6日 16時) (
レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - 時の破壊者さん» ありがとうございます(^-^)落ち着いて下され〜ｗｗ掛け持ち頑張ります(*´ω｀*) (2017年9月5日 19時) (レス) id: 18dd2b2a5c (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - み、見捨てる訳無いじゃないですかアアアアア神作者様アアアアア(=ﾟωﾟ)ﾉ 掛け持ち…………神作者様の素晴らしい作品が、もう１つ増えるなんて…………嬉しいです〜〜ふおアアアアア(＾ｰ^)ノd(^_^o)＼(^o^)／ (発狂) これからも頑張ってください〜〜o(^▽^)o (2017年9月4日 1時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - 時の破壊者さん» ありがとうございます(^-^)(^-^)書くのむずいですｗ (2017年9月3日 0時) (レス) id: 18dd2b2a5c (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - 嬉しいです〜〜〜〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ふおアアアアア(=ﾟωﾟ)ﾉ(発狂) 弔さん大好き過ぎます〜〜\(//∇//)\ 愛してます〜〜o(^▽^)o (2017年9月1日 18時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづる | 作成日時：2017年8月27日 23時
