The past 9 ページ5
殴られたのは初めてだった。
彼は普通に顔を殴ったので、異常な程に熱を持って
腫れていた。
洗面台の鏡を見ると顔がアザだらけで、滑稽に思えた。
すると弔くんがふらふらと入ってきた。
貴 『ごめんね。今退けるから 』
私が洗面台のまえから退けようとすると彼は後ろか
ら私を抱きしめた。
貴 『弔くん……？』
驚いて首に回された腕に触れると、彼は震えていた
貴 『どうしたの……？震えてるよ 』
弔 『A……っ 』
貴 『うん 』
弔『A……っ！』
貴 『うん 』
弔『な、殴ってごめんなさい…… き、嫌いにならないで……どこにも行かないで…… 』
嗚呼、きっと彼は唯不安なだけなのだ。
貴 『うん。行かないよ何処にも。嫌いにもならないから 』
自分のもとを離れて行ってしまう事が。
ただその表現の仕方が苦手なのだ。
私は彼と向き合い、自分から彼に唇を落とした。
貴 『ごめんね。不安にさせちゃったんだよね。
嫌な思いさせてごめんね 』
弔 『……うん。Aがそいつの所に行くんじゃないかって思った 』
貴『行かないよ。私の居場所は此処だけだから 』
そう言うと彼は私に擦り寄ってきた。
頭を撫でると、もっと撫でて。と言った。
ご要望通りに撫でてあげると嬉しそうに笑った。
時折笑う姿が本当の彼なんだろう。
やはり、私は彼がいないとダメだなんだと思った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
過去編終わりです。
中途半端で申し訳ありません(；´∀｀)
は？と思った方すいませんでした！！！！！
だってムズイ。(クズ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時の破壊者 - だ、大事ですってーーーー((((；ﾟДﾟ))))))) う、嬉しい〜〜〜〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) ふおアアアアア(=ﾟωﾟ)ﾉ(＾ｰ^)ノ d(^_^o) あ、すいません………嬉し過ぎてテンションあがっちゃいましたアアアアア(=ﾟωﾟ)ﾉ 大事な神作者様アアア♪( ´▽｀) (2017年8月29日 14時) (
レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - 時の破壊者さん» いや真面目に嬉しいです。なんかじゃないです｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡大事な読者様ですｱｱｱ｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 18dd2b2a5c (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - 泣かないでください神作者様アアアアア(つД`)ノ 私なんかの為に泣かないでください神作者様アアアアア(=ﾟωﾟ)ﾉ (2017年8月28日 18時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - これからもよろしくお願いします神作者様アアアアア(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 神作者様の弔さんが好き過ぎて毎日が、楽しいです〜〜o(^▽^)o (2017年8月28日 18時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - 時の破壊者さん» ありがとうございまずううつ｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡嬉しい限りです、素晴らしいなんて勿体無いお言葉ありがとうございます。これからも宜しくお願いします (2017年8月28日 16時) (レス) id: 18dd2b2a5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆづる | 作成日時：2017年8月21日 11時
