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緑｢…びっくりした！てか、姫って嫌やねんけど！｣
いつの間にか僕の後ろには健人がいつもの王子様スマイルで笑って立っていた。
緑｢困ってはないねんけど…ちょっと悩んでる。｣
誰かに聞いて欲しかった僕は悩み事を健人に話した。
流星と僕との間に誤解が生まれていること、どうやってべんかいしたらいいかわからないこと。
健｢やっぱりね！俺の感は当たってたってことだ。｣
緑｢うん。健人の言う通りやった。やっぱり僕、流星のこと好きや。｣
健｢僕も、二人のこと大好きだから、早く誤解が解けるといいね。でもどうやったらいいか…。｣
そうやって自分の事じゃないのに真剣に悩んでくれる健人を見て、ちょっと、泣きそうになる。
緑｢ありがとう。なんか、話聞いてもらったらちょっとスッキリした。今なら、流星にちゃんと言えるかも。｣
健｢そっか、…言ってきなよ。待ってるから。｣
緑｢…うん！｣
健人に背中を押されて僕は流星に正直に話すことに決めた。
健人は仲直りってことやと思ってるけど、僕の心はもう流星に告白するって決めたんや。
だいたい、僕は隠し事が苦手やねん。
やから、正直に流星に好きやって想いだけを伝えるだけ。
付き合うとか、望まへん。
返事も期待しない。
でも、モヤモヤしたままは嫌やねん。
気まずいままなんは嫌やねん。
やから、僕の勝手な告白にちょっと付き合ってや？
流星！
思い立ってすぐにあちこち広い家の中を探して、皆にも聞いて回ったけど、流星はどこにもいなかった。
あとはこの部屋だけ。
流星が泊まるはずの部屋。
少し、深呼吸をして僕はドアに手をかけた。
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kt.(プロフ) - コメントありがとうございます！続編の希望ありがとうございます！続編はできれば書きたいなと思っています！また読んでくださいね！ (2017年6月24日 8時) (
レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです！その後も気になるので続編も出来たらお願いします！ (2017年6月23日 1時) (レス) id: 55021a8288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kt. | 作成日時：2017年6月12日 7時
