僕らの青春 2

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青｢…ん、ぁ｣



いつの間にか寝とったらしい。


頬によだれがすごい。


もうご飯食べる気も起きへんし、さっさとお風呂入って寝よかな。って思ってたら、俺の部屋のドアが開かれた。



正直、今誰とも話す気分ちゃう。
誰かわからんけど帰ってもらおう。




青｢誰やねん｣

緑｢あ、ごめん。流星、寝とった？｣

青｢ね、寝てへん！｣




神ちゃんや！
そう認識した途端心臓が爆発しそうなくらいドクドクなってる。


でも、今更恋したってなぁ。
向こうには恋人おんのに…。




緑｢話、あるねんけど｣





早くない？
神ちゃんの真剣な顔、これは絶対健人との事を報告されるんやろなぁ。
みんな、なんて言ったんやろ？



うぅ、可哀想に、俺の恋心。
先手必勝や。傷つかんうちにさっさと帰ってもらおう。



青｢知ってるよ。｣

緑｢え！？知ってんの？｣




……？



やけに驚いてるやん。




青｢？、そりゃ、俺聞いてたし。さっき｣

緑｢え…盗み聞きしてたん？｣

青｢なんでやねん、俺が神ちゃん呼びに行った時丁度話しとったんやんか、｣



人聞きの悪いことを言うな。
神ちゃんが悪いわけやないのに、無性にイライラする。

早く言えよ。もったいぶらんと。



緑｢じゃあ、僕の気持ちはもう…｣

青｢知ってる。…健人の気持ちも。｣

緑｢なんやぁ。…引いて、へんの？｣

青｢そんなんで引かんわ！…でもやっぱり世間の目あるから、隠れて付き合った方がいいとは思う。｣

緑｢……え？付き合ってくれるん？｣

青｢え？｣

緑｢ん？｣




首をコテンとかしげてこちらをじっと見つめてくる神ちゃんは想像以上に破壊力あります。



いやいやいや、違う違う！


話がおかしい！



青｢一応、確認やねんけど、神ちゃんって健人と付き合ってんねんな？｣

緑｢え！付き合ってへん！なんでそうなんの！？｣






んんん？？話がおかしい。

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