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赤｢あ！声に出てしもてた！…なんやぁ望！照れてんのか！？｣
桃｢は、はぁーーー？？？｣
赤｢可愛やっちゃなぁーー！よっしゃもっと言ったろ！お前の歌い方めっちゃ好きやで。カラオケとか言った時めっちゃ聞いてまう。それに…｣
望のええとこめっちゃ言ったる俺って優しいと思いませんか？
それにしてもめっちゃ顔真っ赤やん。
そんなに褒められんの嬉しい？
女子に褒められるならまだしも男に褒められて嬉しいもんなんか？
…わからん。
桃｢…せぇよ。｣
赤｢なんっ、！｣
気づいた時には俺の体は仰向けに倒されていて、正面には真剣な望の顔。
つまり望に押し倒されてる。
赤｢え、何！？｣
桃｢ええ加減にせえって！｣
赤｢ごめんって、許してや！｣
怒ってるし、とりあえず謝っとかな。
桃｢なんで俺が怒ってるかわからんやろ。｣
赤｢うん。｣
桃｢あんな、しげにそんな気なくても、好きな子にそんなん言われたら、抑えられんくなる…｣
赤｢は？｣
好き、な子？
赤｢え、えぇ？うそ？｣
桃｢嘘なわけないやん。…ほら、｣
そう言って望は俺の手を心臓の方に持っていく。望の心臓はドクドク力強く脈打っていて、早かった。
赤｢ほんま、や。｣
え、望って俺のこと好きなん？
恋してんの…？俺に？
望の顔は凄く赤くて、心臓はドキドキ、してて。
俺のことホンマに、好きなんや。
う、わ
気づいたら、ぶぁぁぁって体の体温急に上がって、顔に熱が集まって熱い。
桃｢そんな顔、せんといてや。期待してまうやん。｣
望の手が俺の顔の輪郭を撫でて、優しく掴む。
俗に言うアゴクイってやつ。
だんだん望の顔が近づいてきて
あ、近い。
って思ってたら、キス、されてた。
赤｢え、ちょ、…んぅ｣
優しく触れるようなキスにびっくりして、口開けた瞬間に下を入れられる。
逃げる俺の舌を捕まえようと望の舌が追いかけて絡ませてくる。
赤｢…ふぁ、ん、…ん、ふ｣
息が、できへん…！
望をぐって押すとやっと口を離してくれた。
赤｢っ、おい！長い！｣
桃｢…ほんまごめん。俺、無理矢理…｣
ええ？今？
桃｢しげが嫌な過去あったん知ってるのに、俺、止められへんかった。…あかんな俺。ちょっと頭冷やしてくる。｣
そういって立ち上がろうとする望の手を慌てて引き止める。
赤｢別に、嫌じゃなかった。…から、｣
ごめんな。
これが今の俺の精一杯。
お返し。とばかりに望の頬にキスをした。
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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀｀)もう少し続きますので、良かったら見てください！ (2017年5月29日 23時) (
レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです！読みやすいしすごくきゅんきゅんします！これからも更新頑張ってください！ (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kt. | 作成日時：2017年5月7日 16時
