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緑「…キモないん?」

赤「なんでキモいん?めっちゃすごいことやん!」

桃「そやでぇー!俺なんかまだ卵焼き焼かれへんもん!」

青「望、お前それはやばいで…。」


人に褒められたことなんか…ほとんどないから少し、胸のあたりがポカポカしてきてほっぺが熱くなってくる。


緑「あ、ありがとうなぁ。そんなん言われんの初めてやからめっちゃうれしい。」


がんばって顔を上げて藤井くんと小瀧くん、それにしげの顔を見る。

うわ、ほんまに二人ともイケメンやぁ。
しげの言う通りやん!


赤青桃「…」


…あれ?なんか三人とも僕の方見て固まってる。
やっぱり料理褒められて喜ぶのって男としてキモいんかな?

どうしよ、引かれたかも。


緑「あ、ごめ 赤「神ちゃん、その顔めっちゃかわいいなぁ…」

桃「うん、びっくりしたわ…。」

青「さっきの笑顔めっちゃいい。」

緑「どういうことやねん…!」


なんや、よかった。
引かれたわけちゃうかった。


…でも僕、男やしかわいくないで?
新学年になったばっかやし、みんなちょっと疲れてんのかな?



_______





それから、小瀧くんと藤井くんも一緒になって、四人でお昼を食べた。
いっつも一人やったから大人数で食べることがめっちゃうれしい。


桃「てかさ!神ちゃんさっきから俺らのこと小瀧くん、藤井くんって言ってるけど、のんちゃんでいいねんで!?」

緑「あ、ごめん…!のんちゃん?」

桃「そー!!絶対のんちゃんって呼んで!なんか小瀧くんって嫌や!」

緑「ごめんなぁ、これからちゃんとのんちゃんって呼ぶ!」

青「俺も!流星、やで?」

緑「…うん。流星、やんな?」

青「おん、俺らもう友達やんな!」


そう言って流星がイケメンスマイルを見せてくるからちょっと恥ずかしくなって顔をそらしてしまう。


赤「んもぅー!神ちゃん照れちゃって!かわいいー!」

緑「そっ、そんなんちゃうわ!!もう!しげ、変なこと言わんで!」


しげが変なこと言うから焦って否定したら流星が
「かわいいなぁー!」なんて笑顔で言うから、嬉しいわけないのに、なんでか顔に熱が集まってめっちゃ熱くて、それを見たしげに


赤「神ちゃん顔真っ赤やー!」


ってニヤニヤしながらからかわれて恥ずかった。

でも、

今日一日でいろんなことがしげのおかげでマイナスからプラスに変わった。
しげがおらんかったらのんちゃんとも流星とも友達になれんかったかもしれへんから。


ほんまにありがとうな!

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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀`)もう少し続きますので、良かったら見てください! (2017年5月29日 23時) (レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです!読みやすいしすごくきゅんきゅんします!これからも更新頑張ってください! (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kt. | 作成日時:2017年5月7日 16時

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