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緑「あの、話って?」
黄「神山、お前夏休みどうすんねん」
あぁ、やっぱり。
嫌な予感は当たった。
夏休みに向けての、ワクワクがしおしお萎んでいく。
緑「なんもしません。」
黄「親から、戻ってこいって連絡きとるで。」
嫌や。帰りたくない。
緑「今年は、帰りません。」
あの家に戻ってもいいことない。
____実は僕が今住んでるのはマンションで、一人暮らし。流星の家に電話がきたのは、監視カメラで監視されてるから、帰ってこんかったら、淳太くんに電話がいくようになってる。
去年の夏休みは帰った。いや、帰らされた。
でも、今年は絶対に帰りたくない。やっと、目立たなくなってきた傷をまた増やしたくないし、なによりみんなといたい。遊びたい。
黄「でもなぁ、お家の人からマンション引き払うって」
緑「っえ?」
黄「やから、お前、結局帰らなあかんねん。」
いつもの優しい淳太くんやなくて厳しい目をしていて、ちょっと、怖い。
緑「で、でも、嫌なんです!僕、もう帰りたないんです!」
泣きそうになる。
でも、ここでビビったらあかんと思って声を張り上げた。
黄「やから、選択肢を二つあげるから、選び」
そう言って淳太くんはイタズラっ子のように笑う。
選択肢…?
緑「それって…」
バンっ!
急に僕の後ろの扉がでかい音だして開いて
桃「おい!淳太!お前神ちゃんに何してんねん!」
ブチギレ寸前の、のんちゃんとそれを抑えるしげと流星がいた。
でも二人の目も怒りに燃えている。
黄「お前ら、話聞いとったんか…」
桃「一緒に帰る約束してたからまっとっただけや!」
それは…無理あるんちゃうか?
ちら、と淳太くんは僕を見て、口パクで話してもええか?って。
なんだかんだで優しいねん。この先生。
でも、ここは僕が言わなあかんとこやろ。
首を振って拒否したあと、僕は話し始めた。
緑「…皆、ちょっと、長なるねんけど話聞いてくれへん?」
僕の家の事情のことを。
___________
いつも、こんな駄文を読んでくださり、ありがとうございます。
テスト期間に入ってしまったので少し更新がのろくなります…申し訳ない!
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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀`)もう少し続きますので、良かったら見てください! (2017年5月29日 23時) (レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです!読みやすいしすごくきゅんきゅんします!これからも更新頑張ってください! (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kt. | 作成日時:2017年5月7日 16時