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緑「えー!俺手で食べるしかないんかな!?」

赤「…しかたあるまい!手や!」


うんうん!なんて頷いてしげは一切助けてくれる気がない。


緑「しげ、お箸持ってへんの!?」

赤「あー…。俺はパンやねん…!」

緑「なんやー。ほんならしゃーないなぁ。」


ん?なんかしげが一瞬悲しそうな顔した気がしてんけど…。気のせいかな?

そのしげの表情にはあんまり触れたあかん気がして聞くことができへんかった。


桃「探し物、これちゃう?」

緑「…え!?」


声がして振り向いた先にはさっきの長身の二人組みと思われる人らがおった。


赤「あ!さっきの奴やん!」

桃「さっきの奴ちゃうしー!俺は小瀧 望
っていう立派な名前があるんですぅー!」

青「俺は 藤井 流星やで。」


小瀧くんが「失礼しちゃうわー!」ってオカマの真似して怒ってる振りして、横で藤井くんが眠そうにおっきく欠伸をした。


赤「俺は 重岡 大毅!しげってよんでや!こっちは神山 智洋!神ちゃんやで!」

桃「俺はみんなにのんちゃんって呼ばれてるからそう呼んで!流星は…流星やな!」

赤「そのままやん!!wwwおっけー!望と流星な!」

青「よろしくなぁー、しげ!」

桃「おいっ!のんちゃんて呼べや!」

赤「いややー!もう望って決めたんですぅ!」


…めっちゃ楽しそうに会話しとるやん。
しげ、この一週間なんで友達できんかったんやろ?って疑問に思うくらい小瀧くん達と打ち解けてる。


なんか、置いてきぼりにされた感じやなぁ。


青「なぁ、神ちゃん、神ちゃんのお弁当めっちゃ美味しそうやなぁー!」


僕が居心地悪くてどうしようか。ともやもやしとったら可哀想に思ったんか、藤井くんが声かけてきてくれた。


緑「あ、いや別に、そんな大層なもんちゃうし…」


急に声かけられたもんやからどもってもうて、最後は声めっちゃちっさいし、まだ顔見られへんし、もう穴があったら入りたい。


青「えー!めっちゃ美味しそうやけどなぁ!お母さん料理うまいねんなぁ!ええなぁ。」

緑「これは、おかんやなくて、僕が、作ったもんやねん…」


そう言ってから、やってもうた!って思った。
やって、男やのに自分の手作り弁当食べてるとかキモいやん。

そやのに藤井くんの反応はちゃうくて、


青「えー!すごいやん!なぁ、望!しげ!これ神ちゃん自分で作ってんてー!」

赤「え!すげぇやん!」

桃「神ちゃん…天才か!」






________


文字数…。すみません

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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀`)もう少し続きますので、良かったら見てください! (2017年5月29日 23時) (レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです!読みやすいしすごくきゅんきゅんします!これからも更新頑張ってください! (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kt. | 作成日時:2017年5月7日 16時

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