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青「そういえばさっき淳太くんから電話あって神ちゃんが帰ってきてないって家から電話あったって！」
___淳太くんは僕としげの担任の先生のこと。
ちょっと唇厚いけどそれ以外はかっこいいし良い先生やねんで。
ずっとしげのことに夢中で、家のことなんかすっかり忘れとった。
青「やから今日は俺の家泊まるって言っといたで！」
流星は誇らしげに親指を突き出してくる。
緑「あ、ありがとう…。」
青「ええよ！さ、もう寝よ！」
緑「でも俺、制服やし、」
ふと自分を見ると制服じゃなくてスウェットに変わってた。
緑「あ、あれ！？」
青「神ちゃんめっちゃ濡れとったから勝手に着替えさせた！ごめんな…？」
流星が申し訳なさそうに謝ってくる。
謝るってことは僕のあの傷を見たんであって、全部、見られてしまったんかな…？
最悪や。
もう、友達でおられへんかも。
緑「てことは、」
青「……うん。見てもうた。」
緑「はは、キモいやろ？」
青「…キモくない。全然キモくないで。」
急に僕の手を握って真剣な顔して見つめてくる流星に耐えられなくて、おもわず顔をそらした。
そうしていないと、涙がこぼれそうだった。
だって、キモくないなんて、言われたのは初めてやったから。でも頭の中のもう一人の自分が期待するな。と囁いてくるねん。
緑「、なんで嘘つくん？俺、汚い、キモいねんて！はっきり言ってくれたらええのに…！」
青「神ちゃん、こっち見て。」
緑「嫌、やぁ」
青「神ちゃん！」
ぐいっと無理やり流星の方を向かされ、両手で頬を挟まれて顔を固定させられる。
青「あのな、よぉきいてや！神ちゃんは汚れてへんよ、キモないよ！イケメンの俺が保証したる！…やから泣かんといてや。」
…期待しても、ええの？
緑「ふ、イケメンて、自分でいうかぁ…？」
青「おっ！それや！」
緑「え？何？」
流星が僕の方を指差して、パチーンってウインクしてくる。
そんなふざけたポーズでさえかっこよく見えるからイケメンて得やなぁ。って思っとったら爆弾落とされた。
青「神ちゃんは笑顔が一番似合っとるよ。やから、泣かんで！」
へへって鼻の下こすりながら本日2回目の照れ笑い。
あれ？…また、心臓がキュッてなった。
次はなかなか治ってくれへん。
僕、病気なってしもたんかな？
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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀｀)もう少し続きますので、良かったら見てください！ (2017年5月29日 23時) (
レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです！読みやすいしすごくきゅんきゅんします！これからも更新頑張ってください！ (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kt. | 作成日時：2017年5月7日 16時
