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玄関から現れたのは女子高?やった。

なんで ? がつくんかと言うとそいつは制服を来ているくせにまっ昼間に家にいるから。


「…やっぱり魔法少女やん。」


とか言ってるし、確実にヤバイやつに間違いない。


黄「おい、はぁ、はぁ…まてや、」


少しの距離しか走ってないのに淳太は息を切らしていて鼻息がうるさい。


「あの、大丈夫ですか?」

黄「すいません、大丈夫です。あの、お話聞いてもいいですか?」

「それは全然いいですよ。外やと暑いんで中でいいですか?」


そう促した女のその腕の中には神ちゃんがまだスヤスヤ眠ったまま抱かれている。


それは俺の役目やのに。
俺がいっつも神ちゃんの面倒見てたのにその役目を奪われてたまるか。




ぐるぐる


黒い感情が渦巻いていく。

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作者名:kt. | 作成日時:2017年6月24日 11時

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