時代を創る (ページ15)

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SexyZone CHANNEL #4.5 ページ15

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聡ちゃんとストレッチをしながらウチら身体柔らかくなってきたよねー、と話してるとマリウスと風磨くんがテーブルでちょっとー風磨くんやめてよー。ごめんわざとじゃないってー。と揉める声。マリウスが積んで遊んでいたペットボトルを風磨くんがテーブルを小突いて倒したらしい。

それを見て笑いながら筋トレらしき動きをしている健人くんと、PCを開いて大学の課題をしている春香ちゃん。

「おつかれさまでーす」

そんな穏やかな雰囲気の中にディレクターさんが入ってきた。今日はおはようございますじゃないんだ。並ぶ私たちはダブルダッチをやると告げられる。

ダブルダッチ…？と7人の頭にハテナが浮かぶがとりあえず移動していこう。

ねぇ、女子はさ、と移動中に話しかけてくる風磨くん。

「小学生の時とか長縄よくやってるよな？」

ダブルダッチとかもやってたりしないの？と聞いてくる。すると春香ちゃんが、長縄は確かに休み時間によくやってたけど、ダブルダッチやってる小学生見たことないよ？ね、A？と振ってくる。

「私は…長縄はほとんどやったことないかも。」

「え、じゃあ小学生の時なにして遊んでたの？教室で折り紙とか？」

えー、まさかAがおとなしく教室で折り紙ー？手先不器用なのに？と風磨くん。失礼な。確かに手先は不器用だけど。

「毎日ドッジボールやってたな。」

「あー、めっちゃぽいわ。男子に混ざってやってそう。」

「……。その通りだよ…！」

確かにAはその方がイメージあるもんね、ドッジボール好きそう。春香ちゃんがフォローしてくれる。

「ドッジボール確かに好きだったな。」

「僕もドッジボール好きだったな！」

避けるのうまかったんだよ、だから最後まで残っちゃうの。という聡くんに風磨くんが

「松島、男なら取って投げて当てろよ。」

「えー、取るの痛そうであんまりできなかったんだよねー。」

と笑いながら、セクチャンで本気ドッジボールとかしたら楽しそうだよね。と話す2人を眺めながら、私は取って投げて当てて無双していたことも、セクチャンでやるときにはドッジボールが強いことも絶対に隠そうと誓った。まだ私は妹キャラを諦めてはいないのだ。別に風磨くんに言われたことを気にしているわけでは決して無い。

そう1人で考えていると、Aは取って投げて当てるのめちゃくちゃ上手そうだよね。フフッとそう言ってきた春香ちゃんに、私はなにも言葉がでてこなかった。

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